そもそもあまり「こうでないといけない」という精神的縛りのない数秘5の私ではあるけどさ。

 

 

それにしたってセッションなんかでは依頼者さんに「えーなんで?? もっと自由に考えていいんやで!」って言うことが多いん。

 

 

やりたいことがわからない人の多くは、育った環境下で知らず知らず自分で自分の考えに制限をかけてしまってるパターンやったりする。

 

 

たとえば先日のアラフィフの依頼者さんは、独身・一人暮らしの状態で転職活動中。

 

 

すぐ近所に実家があるけれども、親御さんはご健在で特にお世話が必要な状態でもない。

 

 

今までは真面目にずっと同じ会社で働いてこられたけれども、「合ってない」感が限界になって退職された。

 

 

そうして次の仕事について考えてるけど・・・という状態。

 

 

今考えておられるのは介護職。

 

 

理由は・・・

 

 

・募集が多い(採用に繋がりやすい)

・ハローワークで勧められた

・自分は人助け的な仕事は嫌いではない

・ケアマネなどの資格を取れば長く勤められそう

 

 

という感じ。

 

 

介護職が悪いわけではないけど、この方の数字を見る限りそれが「らしい仕事」かと言われるとそうでもない。

 

 

で、いろいろ話していると、「ほんとは・・・」が出てくる。

 

 

この「ほんとは・・・」を引き出すためにいろんな角度から質問したり話したりするんよね。

 

 

「ほんとは植物に興味があって、北海道旅行で森に行ったときそこで働いてる人たちが羨ましかった」と仰る。

 

 

それやーーーん!!!

 

 

ってなったわ。

 

 

この方の数字、本当は人と関わる仕事を望んでない感じなのよ。

 

 

植物に関わる仕事の方がずっとしっくりくる。

 

 

しかも本来は「チャレンジャー気質」であると数字は伝えてくる。

 

 

だから「今、独身で一人暮らしで、本気でやりたかったらいっそ北海道で森に関わる仕事を探すという手もあるよ?」って言ったん。

 

 

ま、もちろんこれはかなりチャレンジングなことやろから、実現の可能性は低いかもしれん。

 

 

でもそれぐらい範囲を広げて、制限をかけずに考えてみると面白いよ、って伝えたんね。

 

 

「こうしないといけない」

「この中(大抵は他人が提示した選択肢)から選ばないといけない」

「そんなことは出来ない」

「他人(大抵は親)が聞いたらどう思うか」

 

 

みたいなことを言う方はすごく多い。

 

 

こういう方は大抵の場合、「自分の意見が言えない環境にいた子供」で「親の顔色を伺って育った」ってパターンなんよ。

 

 

無意識で自分の中の親の幻影に大人になっても操られている。

 

 

それ幻影やからね?

 

 

今は、「言うこと聞くしかない小さい子供」と「家庭内で絶対的権力を持つ親」って構図じゃないからね。

 

 

今は自分で自分を養えている大人の自分やし、親とも対等な独立した大人同士の関係。

 

 

あとさ、「育ててもらった恩」みたいなのは気にせんでよろしい。

 

 

と、私は断言するんやけどもw

 

 

もちろん感謝は必要よ。

 

 

どんな親であっても今あなたが生きてるのは、産んで赤ちゃんの頃ミルクをくれてその後もとりあえず食べさせてはくれてたってことやから。

 

 

でもそんなんは「順送り」のこと。

 

 

親だってそのまた親に(それがどんな親であれ、あるいは親以外の保護者であっても)、同じく食べさせてはもらってきて大きくなったんやからさ。

 

 

そしてたとえ今のあなたに子どもがいなくても(私もそうよ)、何かしら社会に貢献していってたらそれは十分「順送り」。

 

 

「社会に貢献」が大げさならば、身近な人に優しく接する、みたいなことでもいいんよ。

 

 

出来ることを、自分が犠牲にならない範囲でやればいいの。

 

 

あなたは誰かの犠牲になるために生まれてきたのではないからね。

 

 

あくまでもまずは自分を満たして、そこから溢れるものを循環させていく。

 

 

自分をどんどん満たせばどんどん溢れるから、結局自分を満たすことが他者に何かを与えていくことにもなるんよ。

 

 

セッションで話していると、自ら犠牲になることを選んでいる人のなんと多いことか!

 

 

「犠牲」は数秘5とはめっちゃ遠いキーワードやから、ほんまに心から「なんでなん? そんなことせんでいいんよ!!」って毎回思う。

 

 

きっとすごく優しんやろけども、その優しさを自分に優しくない人に向けずに自分自身に向けてみようよ、って思う。

 

 

ああ、なんか書いてたら私ってばこういう人と真逆の「優しくない人間」やから、この手のことをバシバシ言えるんかもって気がしてきたw

 

 

ま、そんなこんなでみんなもっと自由に制限なしに自分のしたいことを考えましょ、ってことね。

 

 

自分を大事にするってのは、きちんと自分の本心を自分に問うてあげるってことなんちゃうかとも思ってんの。

 

 

本心を尋ねてもらうことのなかった子供時代を過ごしたなら尚のこと、今大人の自分が内面にいるもう一人の自分に優しく尋ねてあげたらいいと思う。

 

 

「ほんとはどうしたいの?」

「ほんとは何が好きなの?」

「ほんとはこう言いたかったんだね?」

「ほんとはこう思ってたんだね?」

 

 

みたいな感じで。

 

 

もっと自分をよく観察して尋ねて、自分のことを知っていきたいよね。

 

 

観察って結構「愛」やからね。

 

 

自分を愛するって自分をよく観察することから始まるのかもね。

 

 

なんて話をセッションでしたいんやけども、このところ毎回言うておるがありがたいことに6月末までは空きがないから、「いろいろ話してみたい」って思ってくれた方はちょっと待っててね!

 

 

YouTube動画でもみててw