私のセッションや講座に申し込んでくれる方の中には、数秘術以外の占術を学んだり仕事にしている方も多い。
その中でも一番多いのがマヤ暦。
私は過去にいろいろな占術をかじったことがあるけれど、実はマヤ暦はスルーしてきた。
なぜかというとベースとなるマヤ文明に対して先入観があったから。
意外かもしれないが、先入観は数秘5の特徴のひとつだと私は思ってる。
厳密にいえば先入観というよりは「思い込み」かもしれないが。
とにかく私にはマヤ文明やそこから生じるマヤ暦に先入観があった。
それは「戦い」と「生贄」というイメージ。
「太陽」がイメージされるのと同時に「血」がイメージされる赤の世界観。
それが私にとってのマヤ文明だった。
何につけ争いや熱さみたいなものを避ける5の気質の私にとって、自然と言えば自然な流れ。
なので、現在に至るまで私は自分がマヤ暦で言えば何に相当するかも知らなかった。
過去に興味本位でスマホの無料でみられるもので調べたことぐらいはあった気もするが、特に何の感想も抱かずに「ふーん」と思って終わりだったと思う。
それがここにきて、マヤ暦をやっているという方と話す機会も増えて少々興味が湧いてきた。
改めてマヤ暦で私の持っているものを調べてみると、今回は「ほうほう」と思った。
これはサイトの受け売りではあるけれど、私の持つものは
顕在意識を表す太陽の紋章は「白い鏡」
潜在意識を表すウェイブスペルは「赤い月」
人生のテーマを表すという銀河の音が「10」
・・・らしい。
現在の私がこれを見て感じたことは、「太陽の紋章」は「過去数」と似てて、「ウェイブスペル」は「基本数」に似てて、「銀河の音」は「未来数」に似てるな、ってこと。
もちろん私のマヤ暦の知識はほぼゼロに等しく、チラ見したサイトの情報が今のところ全てなので超浅いけれども。
それでもキーワードとして「白い鏡」「過去数4」ともに「真面目」というキーワードを持ち、「赤い月」「基本数5」ともに「新しい流れ」というキーワードを持ち、「銀河の音10」も「未来数9」も「調整」というキーワードを持つ、という共通点がある。
もちろん細かく見れば似ているばかりではないかもしれないけど、ぱっと見で気づく程度には似た点を持っている。
特に「音」にずっと興味をひかれている私には「銀河の音」というネーミングだけで心躍るという部分がある。
それが「10」とはね、という感じ。
「10」は「0」の考察に絡んで今数秘に取り入れるかどうかを考えている数字。
そういう意味では今の自分にとっては距離が近い数字。
しかも「相手の中にある才能に気づいて引き出していく力を持つ」なんて説明は、「おお! まさに今私が数秘でやっていることではないか!」と嬉しくなる。
とはいえ多分、今のところマヤ暦を本格的に勉強することはないと思ってる。
なぜなら覚えることが多そうだからw
あとやっぱりちょっと「怖い」から(;^ω^)
それでも数秘術とマヤ暦の共通点は面白いなぁと思う。
これは実はマヤ暦に限ったことではなく、ほかの占術ともやはり重なる結果が出ることが多いのを面白いと思ってる。
「占い」というものはやはりバカにできないと思う。
こんなに長く人類が引き継いできてるものなら、そこにはなんらかの普遍性とか人生の知恵みたいなものが含まれてるはずでは?と思っている。
まぁこれから先「占い」に関しては、「女子供のお遊び」やら「胡散臭い怪しげな戯言」みたいなものと、「人生をよりよく生きるための現実的な指針」とにハッキリ分化していくかもね。
それこそいろんなことが二極化していく流れの中で。
・・・なんて思う雨の朝でした。