私のセッションはあまり占いっぽくはない。
相談員を名乗っている通り、相談に乗っている感じ。
自らが発しているもののせいか、個別の人間関係についての相談は少なくて、大半は「自分を知りたい」とか「やりたいことを見つけたい」「やりたいことを進めていきたい」という内容。
そういう方と話していると、もちろん数字に沿ってお話をしてるんだけども、時々あとで「あれは私自身に言ってたような気がするな」と思うことがある。
なのでセッションはある意味では、私自身の自分との向き合いであったりもする。
そんなこともあって、最近自分でも「自分が本当にしたいこと」について考えるようになった。
現在56歳という年齢を考えても、いつまでも好きなことを好きなようにエネルギーを傾けて出来るわけではないだろう、と感じてる。
この地球でのセオリー「命には限りがある」に照らし合わせて、自分の人生の残り時間についてリアルに想像するようにもなってるし。
そう考えると現在のセッションというスタイルも、多分ずっとこのまま同じ形ではやらないだろうな、と思い始めてきた。
いきなり全部スパッと無しにすることはなくても、減らすとか形を変えるとか、来年はきっと変化するだろう。
昔からずっと、言葉や音に興味があって、それがここ数年はさらに強まっている。
「言葉」の部分でずっと小説を書いたりもしていて、確かに自分の中にある世界観や人物、物語を表に出したい気持ちは今もあるけれども、どうやらそれは「小説」という形態ではないかもしれない、と今更思い始めている。
これは数秘と深く関わるようになって自覚したことでもあるけど、やっぱりあまり「積み上げる系」作業は向かない気がする。
小説を書くなどというのは、「積み上げる系」以外の何物でもない。
だから集中力が自分的には驚異的に続いてもせいぜい原稿用紙100枚が限界なのだろう。
それすら「めっちゃがんばって」の話で。
せっかく今は数秘という知恵を身につけて生きやすくもなっているわけなので、自分に対してもちょっと数字と照らし合わせてやりたいことをスムーズにやる方法を考えてみようと思う。
っていうか、そういうことを考えるのがパーソナルイヤー7の年の醍醐味でもあるし。
自分の声やトーン、選ぶ言葉、それが日本語であること、音や音楽、心象風景の切り取りや物語を紡ぐこと、色、移り行く空の様子に心動かされること、夢の中、眠り、そういうものを全部混ぜたら何が生まれるのか・・・
数秘5らしく「誰かのために」発信したいわけじゃなく、「自分のため」にそれをやりたい。見つけたい。
なんて思う今日この頃なのでした。