先日、『ヒギンズさんが撮った西武鉄道』(アルファベータブックス)という本を図書館で借りて読んだ。

同じ出版社から、「ヒギンズさんが撮った〇〇〇〇」という、全国私鉄各社の昔の写真集がシリーズで出ている。

このヒギンズさんというのは、ジェイ・ウォーリー・ヒギンズといって、元進駐軍の兵隊さんで、鉄道好きだったらしくコダクロームで昔の鉄道車両をたくさん撮影した人。現在はJR東日本国際部の顧問だそうな。

 

その本の中に、こういう写真があった。(一部分抜粋)

説明によると、1959年(昭和34年)6月28日の新宿駅前の風景だそうな。

で、右に写っているのが都電杉並線の電車。この路線は1951年(昭和26年)東京都に買収されるまでは、西武鉄道新宿軌道線だったので、この本に載っている。

だから、バスが主役ではないのだけれど、西武つながりでちゃんとバスについても説明がある。

当時は、西武自動車という社名であったそうで、「富士重工のT5ボディーを持つキャブオーバーエンジンバス。」とある。行先表示は不鮮明で読み取れない。残念。

2020年に新塗装になったが、この見慣れた塗装は1951年(昭和26年)から使われていたとも説明されている。

 

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