きょうは、雲の多いはれ。北風が強く、とても寒かった。
ボランティアは、わたしだけ。研修生とふたり。
きょうの作業は、すこし変わっていた。
都市の農業は、農地のギリギリまで民家が迫っていることが多い。農家が相続税を支払うために、農地を切り売りしたりした結果である。致し方ない。
わたしの行っている農家も同じ状況で、畑の東側に民家があって、午前中と午後の早い時間、作物にあまり陽が当たらない部分ができてしまう。
作物は、特に午前中の陽当たりが大事で、案の定この部分に植えられた作物の生育は悪い。全然できないことはないが、陽当たりのよい場所と比べればよくない。
で、陽当たりの良い場所のものを収穫したあとも、陽当たりの悪い個所の作物はしばらく収穫せずにおいておき、成長したら後で収穫することもある。
きょうの作業は、その日当たりの悪い場所のホウレンソウの刈り取り。
時間かけておいておいたが結局売り物になるまでには育たず、春夏野菜の準備もあり畑を空けなければならず、全部刈り取ることとなった。
なんとも悲しい作業だが、仕方がない。
そこそこの面積もあり、2時間弱かかって、ずべて刈り取った。
刈り取ったホウレンソウは、たい肥化する。すこしは役に立った。
余った時間でホウレンソウの出荷調整。
お時間に。
きょうは、行きも帰りも、カモにもサギにも会わなかった。