香川県の「ことでん」に乗りたくて、高松に行った。

ことでんの社名のもとになった金刀比羅宮、通称こんぴらさんにもお参りしたことがなかったので、ことでんに乗って参拝した。

 

こんぴらさんは、香川県琴平町の象頭山(ぞうずさん)の中腹にある。

 

ことでんで築港高松駅から約1時間、琴電琴平駅に至る。

たまたま乗ったのが金刀比羅宮のラッピング電車だった。なんか縁起がいい。

 

琴電琴平駅の前に立つ鳥居。ことでんのためにあるというより、この道の背中方面にJRの琴平駅があるのでそこから来ると正面にこの鳥居があるという感じ。気分の盛り上げにはいいね。

 

駅から10分くらい歩くと参道の入口。

12月の平日だったが、人は少ない。外国人の団体が、2組ほど。話している言葉から中国人と韓国人と思われる。きれいな日本語で写真を撮ってくれと頼まれた。

 

この先の階段からご本宮まで785段の石段が、はじまる。

 

365段目にある大門。境内のはじまり。

 

大門横の鐘楼。

大門につるされた神紋入りのちょうちん。この金刀比羅宮の「金」の字の隷書体だそうな。

 

まだまだです。

 

鳥居をくぐり抜けると、しばらく平坦な参道がつづく。中休みにちょうど良い。

 

また鳥居があって、そこからまた階段。

 

ゆるーい階段。

 

431段目にある、銅製の鳥居。この左側に桜馬場があり、神馬がいる。

 

ご神馬。元競走馬だそうな。幸せそうな顔してました。

 

また階段。

 

 

628段目の旭社。本宮の後にお参りすることになっている。

 

なんというか、こんぴらさんのスローガン的なもの。ラッピング電車の車体にも書いてありました。

 

さあもうすぐご本宮。

 

楼門があります。

 

お百度石。

 

ラストスパート。鳥居の先に見えるのが、ご本宮。

 

上にあるお百度石。

お百度石の台は、カメ?

 

最後の階段を見下ろす。小さい子が自力で上がってきていた。

 

785段目、ご本宮に到着。

 

木彫りのご神紋。

 

角材のみで造られているそうな。丸くなっている部分がない。理由はわからなかった。

 

ご本殿の屋根。

 

ご本宮横の展望台から。

讃岐富士と瀬戸大橋。

讃岐平野には、ため池とこういう丸っこい山が多い。

 

ここからさらに583段あがった1368段目に奥社があるが、行かなかった。

 

行きとは違う階段で旭社へむかう。

 

途中に池が。金魚好きなので。

 

江戸時代に建てられた旭社。

 

ここからは、登ってきた元の階段を下る。

帰りの階段。

 

上りには見なかった景色。

 

こんぴら参りは、お伊勢参りと同様に、江戸時代に大ブレークした。なんかわかる気がした。

来てよかった。

 

帰り道の途中、参道中ごろのある表書院で丸山応挙などの絵、そのすぐ横で日本近代洋画の祖といわれる高橋由一館で、彼が寄贈した絵を見た。ここにはなかったが、吊るした新巻鮭の絵で有名な画家。