琴電初乗り、長尾線に次ぐ2日目。志度線に乗って、観光めいたこともして、でも時間が余ったので、琴平線の仏生山車両工場へ行った。ここは行きたかったところ。

 

いろいろな車両がいた。目につく車両を写真に撮り、一旦改札を出た。工場の周りを外から見られるところはないかと思って、改札を出て左へちょっと進んだ。

すると、駅舎の裏側に昔の車両、1000形 120号がいた。

 

1000形 120号

右下に写っている道は、一般道である。フェンスも何もない。さわろうと思えば、さわれる。

 

右側の建物は、ことでん仏生山駅の駅舎。これがあって、ホームからは見えなかった。改札を出てよかった。

 

1000形は、ウィキペディアによると、1926年(昭和元年)に、汽車会社で5両製造された。両運転台の新車だった。

新しい車両の導入もあり、1998年ころから順次廃車されはじめた。それでも70年近く現役だったということだ。120号は生き延びて、朝のラッシュ時の増結用となったそうな。

 

さらに時を経て、2007年にやっと動態保存車となった。御年81歳。

そして2021年のイベント後に、引退。引退後は事業用車として、仏生山にて稼働状態を維持して保管されている。今97歳。

 

古いが、精悍な顔つき。