庭で鉢植えにしている「ぎぼうし」の花が、いつの間にか咲いてました。

雨続きであまり庭を見ていなかったので、気づくのが遅れました。

花びらがだいぶ下に散っているので、かなり前からひっそり咲いていた模様。

 

アガパンサスの花に、すこし似ている。

 

2年前に神代植物公園内の売店で買った。

はじめは庭に地植えしていたのだが、そのうち踏みつけてしまってペンチャンコになっていた。それをダメもとで鉢植えにしたら、ちゃんと復活。

 

そして今年花を咲かせた、という経緯。

 

今回改めて調べてみたら、キジカクシ科(知らない科だ)の多年草。

漢字で「擬宝珠」と書き、読みはもともとは「ぎぼうしゅ」だったのが、なまって「ぎぼうし」になったらしい。

擬宝珠とは、京都の橋の欄干の先っちょなどにある、玉ねぎみたいな形の飾りのこと。普通は「ぎぼし」と言われている。

 

中部地方から東北にかけては、ウルイとも呼ばれて食用になっているとあったのでビックリ。5年に1回くらい、ウルイはぬたで食べる。そのものの味は、恐らくないに等しいと思う。季節を味わうものだろう。

しかし、ぎぼうしとウルイが同じものとは知らなんだ。