娘の志望校はこうやって決まった。 | 子育てひと段落の日々

子育てひと段落の日々

1990年代中盤男子2人、2005年に女子を出産。
東京の風通しの良いマンションに在住。

今年は娘の受験、息子の結婚式とちょっと落ち着かない日々だった。

親友アキちゃんがアメリカから結婚式に参列してくれるはずだったのだけれど、

仕事の都合がつかず、くることができなかった。非常に残念。

昨日アキと話をして、ふとどれだけ私が彼女の帰国を楽しみにしていたのかということを

言葉に出してみたら、もはや、彼氏彼女みたいだねと笑っていたけれど、どれだけ彼女の存在に私が救われているのか、自分で思い知った気がした。

 

夏前から娘の受験校について話し合ったり、学校見学に行ってみたり。
彼女は自己肯定感がかなり高く、今から勉強したら東大だっていける!くらいの感じ。

実際の学力との差を知っているのか、知らないのか、スーパーポイティブちゃんなので、学校選びに苦戦した。

本人は本気で横国に行けると思っていたのだけれど、その頃当たり前だけれど模試ではE判定。

彼女の希望している学校全てE判定。

だけれども、果敢に挑む娘。本当にすごいと思う。その精神力。

幸にして息子が塾の講師を学生の頃していたので、わからないところは教えてあげる日々が続いていたが、聞いていると何度も同じこと言われているけれど理解ができていないのか、聞いていないのか、こちらが不安になっていた。

 

そんな時、お試しで受験する予定の防衛大学のオーキャンに行くことにした。友達のいない彼女は私を誘ってくる。
遠い。すごく遠い。そして夏の暑い日だったので、日陰を探して歩いても汗だくだった。
 

思っていたようなガッチガチのミリタリーな感じではなく、柔らかい学生さんだったのが印象的だった。

娘の希望している学科がこの学校にもあることを発見し、ちょっとテンションが上がっていた。

研究室見学では、女性の大学院生の方が実験装置の説明をしてくださったのだが、

この方がすごく素朴で普通の子といった感じ。学校生活で辛いこと、楽しいことなど聞くと、気さくにお答えくださった。

なんかいいなーと母は思った。

 

入学相談が空いていたので、興味本位で面談をお願いした。

中年の男性で、防大卒の方が面談してくださった。

入試案内に書いてあることで、推薦のことや一般のことなど一通り質問した後、

女子の母なので、今話題のハラスメントがとても心配ですという話をしてみた。

もちろんそんな質問は想定内だっただろうから、何かあったらすぐに対応できるようになっている、それを未然に防げるように周知しているという話だった。

まぁそう言うしかないよね。

最後にその方だ、「時代が時代なので、昔みたいなことはないですよ。全くないわけではないかもしれませんが、ほぼないです」とおっしゃっていた。

時代ね〜

席を立つと、相談待ちの長蛇の列ができていたのに驚いた。みんな本気だ。

 

学内のコンビニで学生を発見したので、様子を伺ってみる。

上級生が、「今日は〇〇←聞き取れなかった だから、奢ってあげる。なんでももってきていいよ!」と下級生に声をかけて、下級生が遠慮なしに、上級生のカゴにどさっとお菓子を入れていた。こういう光景を4回ほどみた。
ほのぼのした。

思っていたガチガチの感じじゃないな。

ちょっといいんじゃないこれ。

 

一通り見終わったので、帰りのバスを待っていると、学生さんが制服で後ろからやってきて、一緒にまった。

話しかけたかったが、娘の目が怖いので、我慢して話しかけず。

バスに乗って、横須賀まで行ってハンバーガーを食べながら、感想を聞いてみる。

まぁお試し受験にはいいね。行く気はないけど。

とのこと。

母の感想を述べる。

思っていたよりほのぼのしていた、女子が激しくない、推薦だったら倍率低いからお得じゃない?
何よりも公務員だよ?

と話してみるが、それ思ったー 女子激しくないし、コンビニで奢ってもらってるとことか可愛かったよねー

とのこと。

 

が、この日を境に彼女はどんどん防衛大学について調べていき、お得な推薦を選ぶことになる。

びっくりよ。

ヨットに乗っている頃、ちょっと風が吹くだけでギャーギャー泣いていた彼女が自衛隊??

みんながびっくり。

 

娘の学校の先生は本当にクソで、調書を書いてもらうお願いをしたところ、

夏休みに入ってから調書を書いてもらうお願いを他の先生にしないといけないので、テキトウになってしまうよ

と担任からメールが来たらしく、やっぱりこの学校クソだわ!と怒っていた。

え?それ先生の仕事じゃないの?と思った。違うの? とりあえず娘も何て返信して良いかわからないので放置していたところ、先生から翌日電話が来た。

文章に残したらまずいと思ったのか、自分の書き方を反省したのかわからないけれど

こちらの調書の期日を再度伝えて、ちゃんと書いてもらうえるようにお願いしていた。

私も一言言ってやりたかった。なんなんだあの人。

 

娘の高校。

娘の2学年上の学年から、長い歴史のある女子校から共学になり、画期的な校長先生が着任して

すごい良い学校になるはずだった。
初めの1年はとても良い感じだったらしいのだが、次の年から何か違うね。って思う上級生の親から、もしかしたら今年だけダメなのかもしれない、入学した時の感じはすごい良かったよ

というおすすめがあり、学力的にも問題がなかったので、入学を決めたのだが

本当にひどい学校。

たまたま娘の担任が女子校時代のお局先制的な感じで、2年前の古い体質が一掃された時にも

しがみついた方との噂。

三者面談の時、娘のスーパーポジティブを認めつつ、どうして横国?このまま塾も行かず横国?
なんでそんなにお兄さんの言うことが正しいと思うの?お母様はこれで良いですか?

と聞かれ、兄は塾講師でして、と言った途端、

それは大変失礼しました。それではお兄さんのおっしゃる通りがいいですね、と。

なんか変じゃない?てか、変よね。

ずっと違和感しかない人。

 

そんなこんなで志望校は防衛大学になった。

そこで落ちたら、東京海洋大学。これもE判定。日大。これはD判定。明治。もちろんE判定。