京都出張に行く。8のつづき。

15:57, 銀閣寺に着いた。

門前町、参道に観光客はほとんどいなかった。

入場券売り場にも誰もいなかった。

嵐山の喧騒と比べると、東山はかなり静かだった。

中に入ると庭園の中に簡素な建物がポツンと建っていた。

どうやらこれが銀閣寺の中心、観音殿らしい。

感想「古風な小さい一軒家」

観音殿の周囲を枯山水庭園や池泉回遊式庭園が取り囲んでいる。

全体的に地味で質素な建物と庭だった。

東山文化は簡素さや「わび」「さび」の美意識が特徴のようだった。

哲学の道や東山地区全体を覆う静かさにその精神が表れていたようだった。

オレが行ったときは、たまたま大雨&平日の午後の閉館間際ということで、東山文化の静謐さや「わびさび」の精神を味わうことができた。

ところで「わびさび」って何?

16:10,銀閣寺の出口を出た。

これでオレが勝手に計画した京都オリエンテーリングの全チェックポイントを回ることができた。

かなりの満足感だった。

次は新幹線の時間までに急いで京都駅に向かわなくてはいけない。

つづく。