高校の卓球部の新歓イベントに参加したくないS01-01のつづき。
行こうかどうしようか迷ったが、人恋しさについTB先輩のLINEに返信してしまった。
相手が50代中盤の頭髪寂し目のオジサンなんで、人恋しさとか書くと気持ち悪い。
オレ「平成◯年卒の**です。ご無沙汰しております。」
TB先輩「よおー、**!久しぶりー!!」
オレ「ラケットとシューズを捨ててしまったので、新歓卓球が終わった頃に先輩たちと合流しようかと・・・」
TB先輩「見学だけでもいいからさー、新歓卓球から来てくんないかなあ?俺とAR先輩だけじゃ寂しいからさあ」
AR先輩とはオレより10個くらい上の大先輩である。
趣味はマラソン。
フルマラソン3.5時間を切ったこともある化け物である。
TB先輩「差し入れにスリースター(卓球のボール)持ってこうと思ってさ、3人で割り勘したほうが安くなるし!」
まあオレも卓球のボール代を支払うぐらいの尻の穴の大きさくらいは持ち合わせている。
TB先輩に押し切られる形で、新歓卓球大会から行くことになった。
一方で、TB先輩とのLINEのやりとりと並行して、M子とのLINEも続いていた。
M子「**くんも角幡さんの講演会行かない?」
オレ「だからオレはTB先輩と新歓卓球に行く約束しちゃったし。つうか旦那と行けばいいじゃん。」
M子「旦那はその日は仕事。」
コロナで5年くらいM子の顔を見ていなかったので、このまま何もなくコミュニケーションを終了させるのももったいない気がしていた。
オレ「講演会って場所どこ?いつ終わんの?」
M子「築地で15:30終了」
・・・
新歓卓球が終わって、AR先輩たちと昼飯食って、16時だったらギリ築地に間に合うだろうか?
オレ「じゃあ16時に築地で待ち合わせしてインバウン丼じゃなかった海鮮丼でも食べる?NT先輩も呼ぼう。」
つづく。