ブニアティシヴィリ” 魅惑のシューマン。 | ルチアーナの音楽時評・アラカルト。

ルチアーナの音楽時評・アラカルト。

40年以上に及ぶ音楽家としての筆者の活動と
その経験から得た感動や自らの価値観に基づき
広く芸術、エンターテイメント等に独自の論評を
加えて参ります。現在小説 愛のセレナーデと、
クロス小説 ミューズの声を随時掲載中です。
こちらもご覧頂ければ幸いです。

既に先述したカティア・ブニアティシヴィリがピアノソロを担ったシューマン不朽の名作 ピアノ協奏曲A-mollの公演記録である。パーヴォ・ヤルヴィの端正なタクトとhr響の引き締まったサウンドに大胆・華麗して且つ、美質に長けた色調を醸し出すブニアティシヴィリの豊かなピアニズムには全く持って驚嘆するばかりである。今年 この二人の共演は全く同じプログラムによりN響定期公演で実現している。しかしそれにしても何んと大胆なステージ衣装だろう。東京公演でも そうであったが 彼女の演奏会はきっと その個性的な衣装ぶりも含めて総合的な観点で評価するべきなのかも知れない!ピアニストとしては当然 超一流であり これだけのナイスバデー。話題騒然!。ファン急増もうなずけるし 分からないでもない。
(ルチアーナ筆。)