太平洋戦争のもたらした取り返しの付かない爪痕は、内地への容赦ない空襲と広島・長崎への原爆投下と言う筆舌に尽くしがたい悲劇を経て集結へと向かう。ドラマはその悲しみの終着への序章を今、描いている。あの無謀と言うしかない愚行が何故引き起こされたのかドラマはそこに基軸がある訳ではないが、私の【おふくろ】などは毎日眉をひそめながらも71年前に記憶を戻し、焼夷弾の投下から逃げ惑どいながらも九死に一生を得たあの日あの時の事を思い出し私に語りかける。そして必ず言う【もう二度と戦争だけは嫌!】…っと!。
その【世紀の蛮行】であった先の大戦を引き起こし牽引し国民を不幸のどん底に突き落とした【戦争犯罪人共】の中に現内閣総理大臣・安倍晋三の祖父、岸信介がいたのだ。戦後A級戦犯として巣鴨プリズンに留置され絞首刑は免れたものの有罪判決を受け服役するも朝鮮戦争に絡みGHQによる特赦で免罪、後に自民党を従えて総理大臣に上り詰め、事もあろうにかつて【鬼畜米英】と罵ったアメリカとの【軍事同盟】路線をひた走るのである。【60年安保】において条約改定を国民の反対を押し切って強行しアメリカの引き起こす戦争に巻き込まれるリスクを生み出すその引き金を引いた。『もしこの時憲法9条の歯止めがなければ日本は今頃どうなっていたか!考えただけで恐ろしい。』あれから半世紀を経過して今日。岸信介の悲願『憲法改悪』はその意思を受け継いだ孫、安倍晋三により亡霊の様に蘇り、現実の政治の中で強行されようとしている。秘密保護法の制定により国民の目・耳・口を塞ぐ手段を得、集団的自衛権の限定なき行使を可能としていよいよ憲法9条、特に第2項を削除、自衛隊を日本軍に改編、同時に徴兵制度の復活を断行して18歳から男子に付いては兵役を強制する。そう画策する安倍晋三の【腹の中】は隙間なく見れば誰にでも分かると言うものだ。安倍晋三に取って【憲法改悪】は祖父・岸信介から受け継いだこの男の悪しきDNAが成せるものだ。【歴史の歯車】を逆行させ、かつて歩んだ【おぞましき時代】へと回帰する事を【思想上の大軸】とするこんな人間が今我が国の【行政府の長】として【やりたい放題】の暴走を続けている。幻想でも何んでもない!。今日我々が【朝ドラ】で見たあの光景は作り話ではない!。いや 現実はもっと過酷で悲惨なものであった。何んの気なしに見ている毎朝のNHK【朝ドラ】に繰り返してはならない【暗黒の時代】を物語る私は【警鐘】が鳴り響くのを感じるのだ。そして我々は【安倍暴走政治】にこの様な【恐ろしいシナリオ】を描かせては断じてならない事を悟るべきだ。朝の【連ドラが教えるもの”】それは正に歴史から学び再び【間違いを犯してはならない!】と言う戒めに他ならない!。
(ルチアーナ筆。)
★重ねて申し上げよう。
世界広しと言えど戦後
A級戦犯容疑者としてその罪を
問われた人間が再び復権し
よりによって総理大臣にまで
上り詰めたなどと言う
恥さらしな国は残念ながら
我が日本しかない!。
【考えてもみよ!。】
ナチス・ドイツの残党が
戦後許され、返り咲いて
総理大臣になるなど
ドイツでは
【夢にも考えられぬ】事で
あろう。
日本ではそんな
【単純な道理】でさえ
捻じ曲げられたと言う事だ。
A級戦犯・岸信介の
おぞましき思いが
今、安倍晋三を動かしている。
重ね重ね恐ろしい!!。