舛添要一の議会弁明などは最早、論評にも値しない話ではあるが、それにしても自民・公明両党の党利党略ぶりはここでも又あらわとなり、寧ろ私にはそちらの方が許せない。自分達が推薦・支持して都知事の職に就けた舛添のこの体たらくを推薦者責任の観点からしてこの両党はどの様に考えているのか?追及はしても決して辞任要求をする訳でもなし、百条委員会の設置にも及び腰、これらの様子を見ればこの両党が中央・地方全てに渡る政治状況の中において如何に我々国民の気持ちを軽視しているかが益々浮き彫りになったと言う事が見て取れる。近々に迫った参院選に向け有権者に追及の手が緩んだと取られれば参院選の結果にも大きな影響が出かねない。もっぱらその点にのみ神経をとがらせ舛添に対して一応は責任追及はしてみるものの辞任要求までには至らない。まさに見せかけ、追及のポーズだけ取ってうやむやに何んとか舛添には粘って欲しいと言うのが実のところ本音なのだろう。【舛添要一イコール自民党・自民党イコール舛添要一】この悪しき構図はどう足搔いてみても今更動かし様のない事実である。四年後のオリンピック開催のタイミングに鑑み、今直ちに舛添要一を辞任に追い込み知事選を実施した場合、次期知事選がオリンピック開催時に重なり【開催地の首長がその時まさに一時的とは言え不在】になるのは好ましくない。…などとこんな論理を振り回す輩がいる様だが、それこそ恥知らずの極みと言うものだ。今期ブラジル・リオ5輪の開催前状況を見てみよ!。聖火リレーが最終段階に入ったこの期においても、国益を損なったとして今、ブラジル大統領は弾劾措置を受け職務を完全に剥奪されている。開催国の元首がオリンピック開会式開催時点で不在となる事を重々承知の上でも尚且つ、国政に重きを置き対応をしている証がこれである。舛添はリオ5輪の閉幕時の式旗の引き継ぎセレモニーに次期開催都市の首長として出席したくてたまらない様だが、そんな事をさせては、それこそ世界の笑いものになる。セレモニーには副知事が代理で参加すれば良い!。他方、その間舛添がどうしても辞任に応じぬなら都議会としても知事に対する不信任決議案を提出して引きずり下ろすしかない。万が一野党【共産・民進等々】が不信任決議案を提出した際にさて与党である自民・公明両党はこれに賛成するのか、反対して舛添延命に手を貸すのか、我々都民・国民はそこをしっかり見極める事が不可欠だ。お粗末極まる政治資金規正法の網を悠々とかい潜り我々の納めた税金・浄財を自らの遊興費に充てると言う前代未聞の破廉恥政治屋・舛添要一。首都東京の首長でいる資格など、もうとっくに失っている事がまだ分からぬか!。一刻も早く辞任して政治の世界には二度と再び介入するな!。これが今の都民の総意である。そして繰り返すが自民・公明の対応も又我々都民・国民は厳しく見据えている事を忘れられては適わぬ!。要するに安部暴走政治の都民版を押し付けられるのは【真っ平御免】である…っと言う事だ。
(ルチアーナ筆。)
★仮に不信任決議案が可決
されても、舛添はおいそれとは
辞任しないだろう!。その際、
都議会は解散され
都議選が急遽行われる事と
なる。通常の都議選は
来夏の予定…が俄かに東京の
政治事情も【風雲急を告げる】
事になる。
しかし、新生都議会で又しても
不信任となれば舛添には最早
辞任しか道はない。
そして都知事選である。
面倒だが、私はこの際
そこまで立ち至っても政治浄化の為
なら構わないと思う。
この際、悪い膿は全て出し切るのが
得策と言うもの。そう考えるからだ。