安倍晋三と言う人間はどこまで卑劣なのであろうか!。アベノミクスの破綻は今や目に見える程の事実であり、その実態が各種世論調査によっても分かる様に何んと国民の8割がこの3年半に及び繰り広げられた政策によっても景気回復の実感を全く抱いていないと回答している事に表れているのがその証拠である。有効求人倍率が上昇した事などを盛んに宣伝し世に仕事が増え国民の仕事への選択肢があたかも広がり実質的経済効果が高まっている様に語っている安倍晋三ではあるが、そんな子供騙しの様な話を誰が信じるか!…である。これは末端での経済不況が払拭されない事に輪をかけ、少子化の影響がジワジワと社会構造そのものに暗い影を落とし始めている事と表裏一体の現象なのだ。要するに労働適性年齢人口の減少で働き手が見つからず特に中小零細企業の求人が否応無しに増えているに過ぎないのだ。そこへ持ってきて企業の将来に向けての経営基盤には不安定要素が蔓延し、求人しても、その中身は非正規採用を基本にして行うと言う労働条件の質的矛盾が付きまとい、そのせめぎ合いの中で人手不足は一向に改善されないと言う事が追い打ちをかけているのだ。これは安倍晋三がのんきな顔をしてポジティブな要素として語る内容とは全く真逆の社会問題を内在する話なのである。諸兄は如何お考えか?。この話一つ取っても安倍晋三と言う政治家は【黒を白】と言い包める事を平気で言い放つ【嘘】語りの常習者である事が如実に見て取れると私は真実そう思うのだが…!。アベノミクスの実害はこの3年半で個人消費を戦後最低水準にまで落ち込ませ実質賃金の上昇率も低迷、サラリーマンが将来、退職金をも期待出来ない状況まで想起させているのだ。まさにこのままでは労働者は悲鳴を上げたくなる有り様となる事必定である。個人消費の落ち込みが景気回復の足枷になっているのは明らかだ。だからこそ安倍晋三自身も公約違反の消費増税の再延期を決めざる得なかった訳で【新たな判断】などと体裁の良い事を言ってその場を取り繕っても駄目である。キッパリとアベノミクスの失敗・破綻を宣言し国民に深く詫びるのが本来、その筋と言うものだ。消費増税の延期に伴い社会保障制度に穴が空くなどと盛んに言われているが、これも又固定的概念に固執した誤った考えから発しているとしか言い様がない。税収を増やし財政再建・健全化を図る事と社会保障は表裏一体でなくてはならない。社会保障の充実を言い反面、消費増税で国民から金をむしり取るのでは、まるでザルで水汲みをする様なもので全く意味を持たない。益々消費は冷え込み国の税収はかえって減るのである。社会保障の充実は政治の担うべき重大な責務である。…ならそろそろ、もうその財源に消費税を充てると言う発想そのものを抜本的に転換すべきである。大企業・富裕層への減税、大盤振る舞いを止め、応分の負担を求める事に政策の力点を移せば消費税に頼る事もましてや、それを増税する事など無用となるのだ。これはまさにヤル気があるかないかの問題であり安倍晋三にそれが出来ないのなら、さっさと総理をやめ議員もやめてご退場願うしかない!。安倍晋三の【嘘】はまだまだ続く。【嘘の連鎖】である。野党共闘に対する悪辣な攻撃がそれである。『民進党・共産党は政策の違いを隠して野合している。アベノミクスは けしからん”と言うが彼等には対案がないではないか!又共産党は地震や水害などの救助・復旧に尽力している自衛隊を解散させろ!などと言っている。私はこんな政党を許す訳にはいかない!。』これが安倍晋三の言い草だ。飛んだ的はずれ!お笑い種も良いところだ。しかしこんなにも事実を捻じ曲げて荒唐無稽な話をされると呆れるのを通り越して変に感心してしまう。(笑)先ず言っておくが災害救助活動に尽力する自衛隊を今すぐ解散させろなどと共産党が言った事は唯の一度もない!。寧ろそうした善意の活動をする自衛隊員をアメリカの引き起こす戦争の後方支援に駆り出し若い隊員の生命を危険にさらそうとしているのは安倍晋三の方ではないか!私もしばしば論評している様に今回の参院選に当たってなされた【野党共闘】の成立には市民団体の強力な要請とバックアップがあった事は既に周知の通りとなっている。そしてその【大儀】は安倍晋三によって根こそぎ踏みにじられた民主主義の根幹である立憲主義の再構築にある。諸々の政策論争も前提となる立憲主義が担保されていればこそ可能であり、その理念を破壊した安部暴走政治では本来議論の余地はないのだ。【野党共闘】の目的は第一に破壊されたその立憲主義の立て直しにある。戦争法を廃止し真っ当な政治的土壌を再構築する為に【野党共闘】の道はまさに道理に叶った方向性に他ならない。従って野合”などと言う攻撃は的外れも良いところなのだ。アベノミクスへの対案も然り、今の安倍晋三率いる暴走政権のデタラメな経済政策に終止符を打ち、内需拡大と不公平・不公正な税制・歪んだ為替操作の是正etc多岐に渡り、詳細な共通政策を取り決め既に協定を結んでいる。安倍晋三の言う【野党は政策がばらばらで信用出来ない。野合集団だ!。】と言う言い草がこれを持って如何に【嘘】かが明白となっている。【鶴の一声】で重大政策の変更をいとも簡単に行う。政策破綻の象徴とも言える消費増税の延期も又然り、議論はそっちのけで選挙目当てに180度、あっと言う間に変更してしまう。安倍晋三の独壇場…いや独裁政治である。何が【新たな判断】だ!。国会閉幕を待って議会での論議を一切封殺、勝手に政策変更を行うなど国会軽視も甚だしい!。議会制民主主義への明らさまな挑戦だ!。こんなデタラメな政治家を今、我が国は不幸にも国のリーダーとして戴いている訳で私などは考えただけで虫唾が走る思いである。もう猶予はない!。この参院選を機に安倍晋三とそれを支える自民・公明・おおさか維新”などの反国民連合に痛打を与えなければ危険極まる政治のアクセルは益々加速ポジションへと進んでしまう。それを許しては断じてならない!。【野党共闘】の前進・勝利を持って邪悪な安部暴走政治の息の根を完全に断つ!。それを実現しよう!。そこから真に新たな民主主義が構築される。明日の日本を暴走政治の魔の手から解き放とう!。この夏我々国民に課せられた責任はまさに将来を見据えた正しい判断が出来るか否かを問われる事への実直な姿勢の提起である。さぁ~もうその方向と答えはとうに出た筈、後は邁進するのみである。
(ルチアーナ筆。)
★今般の沖縄県議選で
県政与党【社民・共産 等々】が
過半数の議席を確保、改選時より
その数を増やし勝利した事は
誠に喜ばしい事である。
参院選を前にその前哨戦たる
この沖縄県議選で
辺野古への米軍基地移設
押し付けを強行しようとする
安部内閣・自民党に
【NO】を突き付けた
沖縄県民の皆さんの良識に
心から敬意を表したい。
この流れを全国に広げ
安部暴走政治【NO】!。
自民・公明は退場!。…の意思を
来る参院選の結果に繋げよう。
それが日本の新しい未来の
扉を開く事になるのだから!。