心静かに”。 | ルチアーナの音楽時評・アラカルト。

ルチアーナの音楽時評・アラカルト。

40年以上に及ぶ音楽家としての筆者の活動と
その経験から得た感動や自らの価値観に基づき
広く芸術、エンターテイメント等に独自の論評を
加えて参ります。現在小説 愛のセレナーデと、
クロス小説 ミューズの声を随時掲載中です。
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週が明け日曜日、東京は今朝方から弱い雨模様の天候である。しかしそぼ降る雨も又これが今般の被災地であったなら大きな心配の種となろう事は想像に難くない。余震と天候の不良がもたらす被災の拡大は益々懸念される要因だ。被災地から遠く離れたこの地において出来うる事は既にやってはいるのだが、まだまだ心痛に余る。そんな状況下これ以上の事は中々出来得ないジレンマに苛まれる人も多々あろう事も共有する思いである。そして今はひたすら【心静かに】かの地に思いを寄せて過ごす事しかし出来ぬがせめてそれを復興への願いを込めた祈りとして深く重ねて合わせる事が私は人の道であると確信する。地震の収束が早からん事を、そして人々の心の安らぎと復興への力強い歩みが少しでも早く進む事を深心から切に祈るものである。被災地・被災者の方々の健康であらん事を願い同時に穏やかな日々の到来を祈念してやまない。
(ルチアーナ筆。)