盟主の没落” ワンマン経営のツケ。 | ルチアーナの音楽時評・アラカルト。

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読売巨人軍の体たらくが止まらない。相次ぐ支配下選手の【賭博】への関与。常軌を逸したその常習性、国民的スポーツの代名詞とも言われるプロ野球の盟主とうたわれた巨人軍にはびこる汚れた実態、こうした事が明らかになればなる程、この球団とその上部組織である読売新聞社のずさん極まる球団管理、コンプライアンスの欠如に猛省を促さなくてはならないと思う。ご承知の通りこの球団のトップはかの渡辺恒雄である。昨年より引き続き計四名に及ぶ野球賭博嫌疑者を出した今回、ようやく責任問題の明確化を迫られての引責辞任となったのだろうが、然りとて今迄多年に渡り最高顧問などと言う取って付けた様な大層な肩書きにあぐらをかき、事実上全ての権限を握りワンマン経営・運営の限りを尽くし【巨人に非ずんば野球選手に非ず!】とでも言わんばかりの傲慢な言動に終始して来た挙句が、その内部を腐り切らしたのでありその責任は【万死に値する!】事案だと言わざるを得ない!。私はつくづくそう思う。【球界の盟主】を気取り我が物顔で己の言い分を押し通し、ひとたび世間の批判を浴びれば【失敬な事を言うな!】などと高飛車な態度で記者の取材ですら【逆ギレ】して威圧、『他人を非難する事は躊躇せず反対に自分が非難されればそれは(聞く耳持たず)とばかりに威圧する』これが【なべつね】の常套手段である。常に自分だけが【正しい。偉い。】渡辺恒雄の言動はまさに【独裁者】の振る舞いであり、これがいやしくも【ジャーナリストの出】とは到底思えない程酷いものだ。政界にも太いパイプを持ち自民党の憲法改悪の策動にも深く関与しているのは周知の事でもある。しかしこの手に負えぬ【独裁者】を【金科玉条の如く】崇め立て多年そのわがままを放任し好き勝手をやらし続けた読売新聞並びに巨人軍はこの重大な不祥事を契機にどの様に社会に対して責任を取るのだろうか?。【球界の盟主】は遂に没落!。
しかしこれ、全て【身から出た錆】、渡辺恒雄と言う怪物による【ワンマン経営】の
付け回しであり、これを許して来た読売新聞社そのものの責任の重大さは尋常なものではあり得ない!。OB清原の覚醒剤の所持・使用に関しても今や巨人在籍中の現役時代から常習化していた事が明白となっている。支配下選手の管理がこれ程いい加減では話にならぬ!。いずれにせよ野球に将来の夢を託し活動する【子供達、野球少年・少女達】の心をも傷つけた今回のこの一連の不祥事!。読売新聞&読売巨人軍は
道に頭を擦り付ける程に深々と頭を下げて社会に詫びて然るべきである。それでも尚、本来足りぬ程、事は重大なのである。
(ルチアーナ筆。)