（ルチアーナ筆。）
野党五党の党首会談が19日行われ安倍暴走内閣の打倒と自民・公明とその補完勢力を共々、国政選挙において少数派に追い込む事、立憲主義を取り戻し集団的自衛権を是認した先の閣議決定を撤回させる事即ち民主主義の根幹を強固なものとする為の戦いを【結束】して行う事を確認した。その為来るべき参院選で特にその勝敗の鍵を握る各一人区で積極的に選挙協力を行う事を定め早急に各党の幹事長・書記局長間でその具体化を図る為の会合を開く事、これも確認した。又、同時に同日衆院に野党五党共同で【戦争法廃止法案】を提出した。こうした野党各党の行動は数多の市民団体の要請を受け【野党は共闘を！】の国民の声を体現する第一歩として成されたものであり、まさに歓迎するべき出来事である。特に日本共産党が【国民連合政府】構想を事実上凍結して立憲主義復活・民主主義擁護の大義を実践する為、民主党と競合する一人区で独自候補の樹立取り止めを実行し【野党統一】を積極優先させる方向へ舵を切った事は特筆に値する事柄である。しかも無所属の【野党統一候補】が当選した際、当初は当選後も【無所属で活動する事が望ましい】としていた事すら棚上げし民主党会派に属する事も容認する方針も固めた事は憲政史上【画期的】な方向性を指し示すもので敬意を表する所である。各選挙ブロックごとに少なくとも2万票を超える持ち票を堅持している共産党が【野党統一候補】に票を集中させれば自民党に勝つ事も頗る現実的となるのだ。20日都内で行われた社民党大会には【結束】して【安倍暴走内閣】打倒を誓った野党五党の代表が来賓として出席、一堂に会しこの【共闘】の前進を図る意思を確認した所だ。しばしば選挙態勢の遅れを指摘されて来た野党各党がここへ来て一気に【共闘態勢】の確立に動いたその背景には言わずと知れた【安倍自公政権】の暴走が益々エスカレートしこれを放置する事の危険性が顕著となって来た事に対する【国民的危機感】がある事は明白だ。秘密保護法の制定によって国民の目、耳、口を塞ぎ、武器輸出も解禁、戦争法によって事実上海外で戦争の出来る国へと平和主義を破壊してまで恐怖の衣替えをやってのけ、TPPのごり押しで我が国の経済機構は混乱を極め、食の安全すら脅かされ、アベノミクスは破綻し貧富の格差は広がる一方そしてそれに追い打ちをかける様に消費税の10%への引き上げ、大企業には法人税引き下げの大盤振る舞い、そんな事をしても大儲けした利益を早々大企業が労働者に還元する訳もなく実質賃金はこの３年でマイナス400万円、非正規労働者は176万人にも膨れ上がり国民の生活は火の車である。因みにこの間大企業が溜め込んだ内部留保は300兆円にものぼる。当然これは【ボロ儲け】であり労働者に還元される事はない。何んとおぞましい事であろうか！。そしてこうした政治行政の歪み、これ皆、【安倍暴走内閣】のなせるわざである。しかし相も変わらず安倍晋三は自分に都合の良い数字のみを並べ立てあたかも自らの政府の実績が国民の生活を向上させたかの如く言ってのけるのだから呆れ果てる。言論統制、緊急事態措置etc。安倍晋三の考えている事はファシズムへの道筋をひた走る危険極まる方向を指し示す。【憲法改悪】のシナリオは既に整い、後は公明・おおさか維新の【憲法改悪トリオ】で参院で2/3の議席を得、その魔手を国民へと伸ばす時を虎視眈眈と狙っているのだ。だがしかし、こんな事を国民として断じて許してはならない！。【自民党】の悪政を牽引する【公明党】。補完勢力としてはばを効かそうと躍起な【おおさか維新の会】。それに呼応して悪しき原点に立ち返る事を宣言した鈴木宗男率いる【新党大地】など、こうした【悪政軍団】の伸長甚だしい昨今、我々国民の【賢明な判断】こそ最も重要だ。【憲法改悪】を許さず【平和で真の繁栄を我が国にもたらす道】、この道を確立する為の第一歩こそ【野党共闘】を国民的意思としてバックアップする事だ。反国民的勢力【自公、おおさか維新、新党大地】こんな輩に負けてなるものか！。【暴言、破廉恥な振る舞い】に終始し【数の力による『おごり』】で【我が世の春】に浮かれる自民・公明。こんな政党にはとっとと退場願おうではないか！。評論家の佐高 信氏の言葉を今日もお借りして筆をしめる。【自民党に天罰を！公明党に仏罰を！。】今夏、自公には神仏の審判が必ず下される。その【橋渡し役】を委ねられる我々国民の責任は益々重い。ここでも又、国を憂い平和を願う国民の【結束】が必要だ。