あ〜あ!呆れた…。 | ルチアーナの音楽時評・アラカルト。

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40年以上に及ぶ音楽家としての筆者の活動と
その経験から得た感動や自らの価値観に基づき
広く芸術、エンターテイメント等に独自の論評を
加えて参ります。現在小説 愛のセレナーデと、
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【おおさか維新の会】とはほとほと呆れた政党である。散々品のない内輪揉めを繰り広げた挙句分裂をした党の片割れであるから今更【言わずもがな】ではあるのだが12日の衆院予算委での下地何某”の質疑を聞いていて益々これは最早退っ引きならない政党として堕落の底に…落ちるところまで落ちた【野盗】の様な集団であると改めて認識した。衆院本会議において【我々は与党でも野党でもない。】と堂々と発言した事は紛れもない事実、そんな事は今更議事録を見る事もないが国会のしかも本会議で述べた事は政党として極めて【重い責任】がある事をこの党の幹部は分かっているのであろうか!。予算委と言う本来、政府提出の補正予算案を審議する場で26分間と言う質問時間の殆どを費やし自分達の言った事への責任や反省も示さぬまま安部自民党と呼応して野党第一党の民主党に対して【憲法違反の…立憲主義の破壊だの…我々は究極のイジメを受けただの】NHKのカメラが入っているのを意識してか、ことさら語気を強め自分達が質問時間を野党枠で与えられなかった事への恨みつらみを民主党攻撃に最大限利用するとは…!まさに考えも及ばぬ破廉恥極まる行為と言っても過言ではあるまいか。彼等が自らを与党と認識するかしないかなどどうでも良い。要は本会議演説の後段の【野党でもない!】という下りである。【野党でもない!】即ち【野党ではない】のではあるまいか!。…なら野党枠で質問時間を得る事は議会運営上出来ないのは当たり前の事ある。昨日は【提案型野党】だなどと又しても自らの政治スタンスを平気で変える様な調子の良い事を言っていたが私は【いい加減に恥を知れ!】っと思った次第だ。こんな議会制民主主義のイロハを分かっていない【不良政党】が僅かとは言え国会に蔓延っている事が本当にあって良いのだろうか!つくづく疑問に思うのは果たして私だけであろうか?。何度も言うが【おおさか維新の会】は与党である。幹事長自身が【安部政権下の改憲に付いて【是非仲間に入れて欲しい】と述べているではないか!
これ一つ取っても、事は明白である。大親分の橋下徹も現代表の松井一郎も安倍晋三との親密な関係で知られている訳で今夏の参院選であわよくば自公と合わせて3分の2の勢力を確保し【憲法改悪】に突き進む準備を虎視眈々と狙っている。【戦争法】廃止には背を向けかえってそれを助長する様な言動を繰り広げ、労働者を敵視し組合つぶしに血道を上げ思想信条の自由さえ侵害してそれを正論だと声高に言ってのける。これが【おおさか維新の会】の国民無視の正体である。衆院予算委で繰り広げられた【口汚い民主党批判】はある意味、神聖な議会と言う場を使って自らの遺恨をはらす為、時の権力に自らの正当性を認めさせ様とする実に卑怯な行為である。そこに民主党が反論する余地がないのを百も承知で…!。その結果、【ほくそ笑むのは安倍晋三ばかりなり!】…っとまぁ~そんな所である。野党を分断してその溝に自らの勢力を蔓延らせ様とする【ウイールス】の様な政党【おおさか維新の会】、国民に取って【百害あって一利なし】である。【自民・公明の補完勢力】と言う枠をはるかに超えて、【完全与党】となったこの勢力はやはり国民に取って戦ってうち破らなくてはならない相手なのである。今夏の参院選で我々は【真の良識】を持って【自民・公明・おおさか維新】の反国民勢力を少数派に追い込む努力を一途に成し遂げられる様まさに傾注しなくてはならない。それは誰の為でもない。我々自身の為でもあるのだから…!。最後にもう一度【おおさか維新の会】のこの下品な振る舞い…!【あ~あ!呆れた。】…このひと言に尽きる。
(ルチアーナ筆。)