(ルチアーナ筆。)
シンホニーのNO39.40.41を一気に聴いた。モーツァルトは奇跡である。これらの作品を今迄私は何回繰り返し聴いて来た事か!。だがどうだ何回、何百回聴いてもそこには必ずや初めて得たかの如き感動が湧き出でる。聴き手の心は一瞬にして浄化されひたすらその音楽の醸し出す極限の美の虜となるのだ。いくつもの定番とも言える名演の数々を私も又、手元に所有しているが今日はジェームズ・レヴァインの指揮によるウィーン・フィルの録音を選んだ。透明にして快活、整然で実に気品に満ちたそのサウンドはモーツァルトの精神性をまさにダイレクトに再現する。この洗練された音楽再現を前にする事はまさに【神のささやきか天使の歌声】を享受している様な錯覚にすら導かれる思いに駆られる。何んと言う事だ。今更だがもうこれ以上私がつたない言葉で何かを論ずる余地はモーツァルトの芸術をしてあり得ない。今夜は尚もモーツァルトに浸る事にしようと思う。世のラチもない諸事を暫し忘れて心を解放してこの時に癒されよう。この極上の時に身を投じれば神々しい高き精神性を得る事が出来るのだから…!【維新】も安倍自民党も実にくだらぬ愚人の衆だ。汚らわしい限りだ。モーツァルトの音楽はこんな悪しき愚人どもの悪行の記憶も心の中からひと時だが掃き清めてくれる。心のより所である。そう!ウォルフガング・アマデウス・モーツァルトは私の永遠のアイドルである。