回復を切に願う…!。 | ルチアーナの音楽時評・アラカルト。

ルチアーナの音楽時評・アラカルト。

40年以上に及ぶ音楽家としての筆者の活動と
その経験から得た感動や自らの価値観に基づき
広く芸術、エンターテイメント等に独自の論評を
加えて参ります。現在小説 愛のセレナーデと、
クロス小説 ミューズの声を随時掲載中です。
こちらもご覧頂ければ幸いです。

坂本龍一氏が中咽頭癌で
ある事を自ら明らかにして
当面治療に専念する事を
公表したが何んと言っても
我が国の音楽界に
おいてはまさに奇才であり
ジャンルを超えて世界に
通用するかけがえのない
才能の持ち主である彼が
一日も早く快癒する事を今は
心から願ってやまないとしか
言い様がない。実の所
私は日頃から彼の活動の中身を
必ずしも全て是とする考えを
持っている訳ではないのだが、
ポジティブな面ネガティブな面
全てを相殺して尚、
彼の底知れぬ
才能は認めざるを得ない。
やはり彼が病に犯されて
その活動が制限される事は
音楽界に取っては大きな痛手と
なる。本当に早期に復帰を
してもらいたい。切なる
願いである。それから何んと
聞くところによると
小室哲哉氏が尊敬する
坂本龍一氏に
対してエールを送ったとか…。
そしてまぁ~尊敬するのは
結構だが、よりによって
【僕も坂本教授の様に世界に
通用する楽曲を作りたい!】と
言ったとか…?。
しかし、それは無理と言うものだ。
才能があればこそ出来る事を
その才能に恵まれていない人間が
いくら、後追いしようとしても
無駄と言うもの…。小室くんも
齢50も半ばを迎えたのだから
もういい加減、気付いたらどう
だろう。そうでないと
益々、その生き方が滑稽に
見えてしまう。
【小室哲哉くん!君は逆立ちしても
坂本龍一にはなれないよ。だから
凡人は凡人らしく欲張らない事
が肝要と言うもの。
分かったかね?。】
横道にそれたが私が小室哲哉氏に
言葉を送るならこんな所である。
とにもかくにも坂本龍一氏の
病気平癒を改めて心から
祈りたい。今は唯それだけである。
(ルチアーナ筆。)