行き着く先は…!。 | ルチアーナの音楽時評・アラカルト。

ルチアーナの音楽時評・アラカルト。

40年以上に及ぶ音楽家としての筆者の活動と
その経験から得た感動や自らの価値観に基づき
広く芸術、エンターテイメント等に独自の論評を
加えて参ります。現在小説 愛のセレナーデと、
クロス小説 ミューズの声を随時掲載中です。
こちらもご覧頂ければ幸いです。

安部晋三くん、
君はいったいこの国を
我々国民の運命を何処へ
導こうとしているのだね。
国政選挙の大勝をバックに
実に我が世の春を
満喫しているご様子だが
それに付き合わされる
我々国民はたまったもの
ではない!。
集団的自衛権行使に向けて
刻々と進む憲法解釈の変更への
道筋は自衛隊を軍隊にする事
そのものであるのは
明白。そして軍隊とは
人を護る為と称して
人を殺す組織だ。
合法的殺人者集団を構築する事だ。
既成事実化した事実上の軍隊を
後に憲法九条の改悪で
絶対的なものとさせる目論見。
あの悲惨な戦争によって
失われた数多の尊い命に対して
これが堂々と顔向け出来る
態度なのか?!。
若者を戦場に二度と再び送る様な
事は断じてしてはならない…っと
言う戦後平和主義の理念は
何処に行ったのだ。
戦争をする理由に【必要最小限】
などと言う歯止めはない。
解釈は無限に拡大されアメリカの
戦争に日本は必ずや
巻き込まれる。そして戦後70年を
経て、新たに若者の命が
戦火に散る日が必ず来る!。
そんな事は断じて許されない。
安部晋三くん!。
まだ、遅くはない!。
悔い改めるなら今だ。
眼の前で炸裂した焼夷弾によって
一瞬にして丸焼けの遺体へと化した
家族の友人の姿を、そのおぞましき
光景を苦悩の内に今だ脳裏に
刻み秘めた人々の我々日本人の
戦後切なくも雄々しく生きた人生の
先輩の壮絶な歴史の悲しみを
耳が痛くなる程聞くが良い!。
いくら君が戦争かぶれの
お調子者でも、少しは心が
痛む筈だ。それでも尚、君は
戦争への足音を延々鳴らし続け
進むつもりなのだろうか?。
その最後の最後に待つ
【行き着く先】が如何なもので
あるかを分かっていたとしても!。
我々国民には
精一杯こうして警鐘を鳴らすしか
この恐ろしい前途に呼応する事は
出来ないが、しかしそれを
止める訳には行かない。
ネオコン新保守主義の世界的台頭
と勢いを増すナショナリズムの
潮流。我が国でも自民党政権の
バックアップに余念の無い
過激保守政党が野党の一翼を担い
政権の暴走をチェックする
どころか完全な応援団と
なっている。彼らはその政策を
改革と称しているが私は決して
そうは思わない。彼らの政策は
全てにおいて回顧主義、
古き時代への逆行を意味する
ものばかりだ。
これを阻止しなければ
本当に我が国は大変な事になる。
彼らは協調し合う相手ではなく
戦わなくてはならない相手なのだ。
歴史の歯車を元へと反転
させてはならない。
あの太平洋戦争の惨禍から
我々日本人が学んだ事は何か!。
それをもう一度肝に銘じて
考え直そう!。
自由、平和、民主主義、人権、
地方自治。どれも戦後憲法に
よって確立をみたものだ。
断じて日本は戦争の出来る国に
なってはならない!。
若者を闘いの場に送っては
ならない。それを許せばその
【行き着く先は…!】…!!
最早言わずともお分かりで
あろう…!。
安部晋三くん!お分かりか?
この様に考えている
国民は決して私一人ではない。
少数派では断じてないぞ…。
(ルチアーナ筆。)