今日は比較的、年齢層の
低いレッスン生が多い日である。
当然、レッスンの開始時間は
早くなる。そして終了時間も
早い。因みに私は年齢的に
上は社会人、音大受験生から
下は保育園に通う幼児まで
何とも幅広く歌は勿論ピアノも
教えているのだが、
日々のスケジュールは
誠に不規則だ。今日は19:00にて
日程終了。週末の
ハードスケジュールを勘案すれば
たまには早く寝むのも良いのだが
今日はこれからバッハを
聴く事にした。
ブランデンブルグ協奏曲を
全曲だ。最も著名な第5番から
聴くのではなく第1番から
第6番まで通しで聴く。
まあ~トータル二時間程だ。
大した事はない。それで明日への
鋭気が養われるなら
この時間は大変、有意義なものと
なる。恐らくその後
二つのヴァイオリン協奏曲と
二つのヴァイオリンの為の
協奏曲も聴く事になると思うが…。
何せ、バッハは聴き出すと
止まらないのだ。ひとたび
バッハ音楽の持つ魔力に
かかるとその力の牽引力に
私は絶対に勝てない。
引き込まれるばかりで止めどが
ない。
若手の逸材ヒラリー・ハーン
(もうすっかり巨匠の域ですな、
彼女も。)を中心とした
アンサンブル。
ヴィンシャーマンの指揮による
バッハ・ゾリスデンの歴史的名演。
グリュミオーの優雅な
ソロを主体とした演奏。
これらの曲には数多の
秀作録音があり、その中の
おびただしい数を幸い、私は
保有している。どれをチョイス
するかは成り行きだがどれを
聴いてもその感動は揺るぎがない。
さあ~、それではこれより
バッハタイムに入らせて頂こう。
ヴィンシャーマン指揮
ドイツ・バッハ・ゾリスデンの
演奏から始める。
勿論、アナログだ。30年以上
前に入手したLPに針を
下ろす。メンテは万全、
昨日買って来たと言っても
見紛う程の状態の良さだ。
ではでは、
私のレコード演奏の時間いざ
スタート!。
(ルチアーナ筆。)