
我がオーディオシステムの頭脳とも
言えるコントロールアンプ
アキュフェーズ・C-2800及び
ボイシングイコライザーDG-28。
いずれもモデルとしては最初期の物だ。
しかしこのAAVAマイコンボリュームを
初搭載した画期的プリと音場特性を
完全的確に創成するデジタル
イコライザー、両マシンにより我が家の
オーディオ再生精度は飛躍的に向上、
レコード演奏の理想追求を具現化する
今や大元となっている。ボリュームを
しぼっても情報の欠落は皆無。
こんな音場感を私は他のどんな
コンポーネントでも草々経験した事は
ない。

最高の状態の音楽・音場情報を
メインスピーカーXRT22へ送りこみ
駆動させるパワーアンプ
マッキントッシュ・MC-500。
L.R.各々500Wのハイパワー。
美しいブルーアイズが特徴、
余裕を持ってXRT22を鳴らし切る。
これも又、かなりの年季物だがこの
20来、トラブルは全くない。
各機種ともバージョンアップされ
新製品目白押しの昨今だが
オーディオは一日にして成らず多年
鳴らし込まなければ自らの音にならない。
機種交換はある意味リスクとなり得る
事との背中合わせだ。
熟慮を要する。【音は人なり。】
同じ機種を使用していても取り扱う人が
違うとその再生音は全く違ったものと
なる。不思議で奥が深い。それが
ハイエンドオーディオの世界だ。
難しいが実に面白い。
(ルチアーナ筆。)