
こちらがビジュアル再生システムの核
ソニーVPH-D50QJリアプロジェクター。
今や貴重な3管式、ブラウン管CRT方式。
アナログ投射の言ってみれば、
ふた昔前の代物だ。
しかし、深い色合いしっかりと
沈むブラックの面持ち、
フルハイビジョンの特性を
穏やかに描き出すその映像の品位に
心動かされ、今だ、新型の
単管デジタルプロジェクターに
交換し難く、まだ当分この高貴な
映像美にひたる日々を送ろうと
思っている次第だ。

こちらが画角4:3の100インチ
スクリーン。16:9が主流の昨今
我が家の場合
プロジェクターの性質上、
これに16:9のハイビジョン映像を
描き出す事になるがそれでも
90インチのフルハイビジョン映像の
確保は可能。このスクリーンの裏側に
前表示のXRT22メインスピーカーが
ある。…っと言う訳で
私のA&V鑑賞の為のシステムは
良くも悪くも、かなりの年季が入った
ものが主流だ。…がしかし
トータルバランスは最新機種に
決して引けを取らない高品位な
ものだと確信している。
かなりの投資は強いられたが
年月を経て今、価格対満足度に
おいて私はこれに全く不満を
持っていない。
世の中にはもっと、はるかに
高価、高水準な機器のユーザーも
居られる。私はまだ、これくらいで
全く誇れるものではないが、
少なくとも、これらの機器を
充分に活用、使いこなして来た自負は
ある。そして尚、
仕事と趣味を一元化させ
どうしても欠くことが出来ない分野
それが、私に取っての
オーディオ&ビジュアルなのである事の
認識を今日又、
新たにしているのである。
(ルチアーナ筆。)