あぁ~!何という事か…。 | ルチアーナの音楽時評・アラカルト。

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40年以上に及ぶ音楽家としての筆者の活動と
その経験から得た感動や自らの価値観に基づき
広く芸術、エンターテイメント等に独自の論評を
加えて参ります。現在小説 愛のセレナーデと、
クロス小説 ミューズの声を随時掲載中です。
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2020年、東京五輪のメインスタジアム・東京国立競技場。これを大改修するのだそうだ。工費推定3000億円!これ全て税金…?。おいおい冗談は顔だけにして下さいな!A総理。そして400万票獲得のお山の大将、I東京都知事。流石に気が引けたか経費の見直しと規模縮小を明示せざるを得なかった五輪担当相の国会答弁は当然としてもやはり、五輪の開催には疑義を感じざるを得ない。
今夏の度重なる自然災害、今般の台風による未曾有の大災害、真夏に行われる夏期五輪を我が国でしかも、首都東京で行うなど、私には正気の沙汰とは思えない。最も懸念される首都直下型地震の恐怖を想起したならおのずと分かる筈ではないか!。
湯水の如く我々が納めた血税をつぎ込み大企業への大盤振る舞いを行っておいてまたぞろ、今度は法人税の減税だ!。750兆円という途方もない内部留保を抱え、ぼろ儲けに狂う大企業にまだこれ以上甘いおやつを与えるのか?!。労働者は非正規雇用の餌食となり首切りの恐怖に苛まれ、何の恩恵も享受出来ない。ブラック企業の横行も顕著だ。かたや消費税を8%、続いて10%と引き上げ、お年寄りの医療機関での窓口負担、これも又、引き上げ、年金の支給額は引き下げ、挙げ句の果てに今度は年金の支給開始年齢を70歳代にまで引き上げ様としてもいるのだから空いた口がふさがらない。これが真っ当な近代政治の姿か…え~!!。【年寄りはさっさと死ね】こう言っている様なものではないか!許せぬ!。景気の良い五輪話で未来が明るくなるなど、誰が信じるか!。今回の台風被害は誠に悲惨この上ない事態だ。なのに都知事はこう言ったそうだ。「被災者支援の為に義援金を募る」っと。「馬鹿も休み休み言え」の心境だ。そんな事は東京都がやるだけの事を全てやり尽くし尚且つ「金が足りぬ」時に言え!。散々溜め込んだ五輪経費予算とやらの一部でも先ずは災害対策に回せよ!…っと言う話だ。紙幣にそれぞれ五輪専用とその用途が書いてある訳でもあるまいし。私は何度も言って来たがもう一度ここで言っておきたい。五輪の前にやらなければならない事がもっともっと沢山あるだろうと…。そして思う。どうもこの国の政党は政権与党のJ党&K党から一番左の野党Ky党に至るまで、どこもかしこも、おかしな政党ばかりだと…。
だって伊豆大島の町長、台風の最中出張していたというあの町長…!Ky党員町長だそうではないか!あぁ~、呆れた!。
(ルチアーナ筆。)

★今日も音楽とは関係ありません。
お許しあれ…。