ハート・エレキ”。 | ルチアーナの音楽時評・アラカルト。

ルチアーナの音楽時評・アラカルト。

40年以上に及ぶ音楽家としての筆者の活動と
その経験から得た感動や自らの価値観に基づき
広く芸術、エンターテイメント等に独自の論評を
加えて参ります。現在小説 愛のセレナーデと、
クロス小説 ミューズの声を随時掲載中です。
こちらもご覧頂ければ幸いです。

H25.9.18.運命の日。ジャジャ~ン!!
[じゃんけんぽん]の最終勝者は
「松井珠理奈ちゃん…! おめでとう!。」「え~!でもAKBじゃないし、AKB以外の子が又、センター?。」「そんな事言わないの!。指原が怒るよ。それから何?!全部パーで勝つなんて【やらせ】だろうって!…っんな訳ないだろうが!あとの選抜メン、見てみ…!知ってるのいないじゃん!。きたりえ、しーちゃん、あとは、大場くらいでしょう…、TVで見かけるのって。」そんな会話を想像してみたのだが如何だろう。私も【やらせ】なんて絶対ないと確信している。あの16人のメンツで次期シングルをミリオンチャートに乗せるのは、ある意味リスクが大きい。そんな冒険をあのプロデューサーが作為的にする訳がない。敏腕と言われる人間ほどリスクは侵さない。しかし決まっちゃったら、やるしかない。そんなところだ。「さあ~11月半ばまで、自転車操業フル回転…。漕ぐの休すむと倒れるよ!」
大丈夫、大丈夫。
自転車操業は年中行事で慣れているからそれに、それまで“ハート・エレキ”でつなげば良い。一期性のにゃんにゃん、悲願の初センター!これも又、「おめでとう」だろう!苦節8年よくやったね。まあ~それは良し。しかしまあ~この歌。サウンドイメージ、「古くな~い。」私の様な古き時代を賛美してやまない人間が、「古くな~い!」などと言うと自己矛盾を追求されそうだが、私の求めるものは古きの後に「良き」が付く。この曲を聴いた途端、私は50年近く前のTV創成期の古典的ヒーローもの番組の主題歌を思い出してしまった。今まさに最先端をゆくAKB48のサウンドから50年前を想起させられるとは夢にも思わなかった。何故だ!やはりAYプロデューサー大先生も今や50がらみの、おっさんだと言う事だ。発想がリアルダイレクトではないのだろう。実は前々から感じていたが彼の詞を読むと言葉のチョイスが古いのだ。今時の女の子はそんな言葉使わないだろう…っと思う事しばしば、だからと言って私が今の若者のボキャブラリーを熟知している訳ではないのだが、何ともそのセレクトに「今」を感じない。しかし待てよ!時は繰り返す!…そうだ。今の子達には古い表現が逆に古過ぎて分からず、かえって新しく聴こえるのかも…。そんなふうにも感じてしまう。ハート・エレキ”今年の【レコ大】対象曲か?それとも、恋するフォーチュン・クッキー”が該当するのか?さよならクロール”がそれなのか?
訳が分からぬが、何だか【レコ大】は
発表前から3年連続AKB48が獲得…みたいな感じの臭いが世に充満している様な気がするが気のせいだろうか?。
「あれ~レコ大って、まだやってましたよね~!?。」
これで尚かつキョンキョンが「潮騒のメモリー」で何か賞でも取ったら、それこそ、「じぇじぇじぇ…!」ってな事になる。しかし何だね…。この国って本当に変な国だこと…。又、口うるさいおっさんの独り言でした。悪しからず…。 (ルチアーナ筆。)

「AKBで、すっかり耳の調子が
崩れた方には調子を戻す特効薬を
ご紹介しましょう。
プッチーニ作曲 歌劇「トスカ」
第二幕からトスカが歌う世紀の
名アリア“歌に生き恋に生き”
これだけで結構ですのでお聴き
下さい。耳が洗練され
生きる喜びも得られます。(笑)
【全編をご覧になっても勿論
宜しいのですが感動で涙が
止まらなくなる事が
あります。念の為…。】