以前、娘の日本語クラスやオンラインプレイグループについて記事を書きましたが

 

最近の日本語クラス(オンライン)について紹介したいと思います。

 

コロナ以降オンラインプレイグループに参加していたのですが(過去記事:日本語オンラインプレイグループで粘土作りに挑戦!)、最近は平日に参加することが難しくなっていました。

 

そこで、コロナ前に通っていた日本語学校が、オンラインで2歳児向けのクラスを週末に開講することに・・・!(過去記事:言語以外にも学びが!一歳児用の日本語クラスってどんな感じ?

 

週末の方が都合がよくなったので、もともと通っていた日本語学校のクラス(2〜3歳児向け、45分)に申し込みました。

 

クラスは多くて10人、少なくても8人くらいは参加しています。Zoomで開催されます。

 

9月から通っていますが、率直な感想は

 

授業中ずっとは集中できないけれど、興味のある部分だけは集中して楽しんでいるので、続ける甲斐がある!

 

といった感じです。

 

特に娘は、あいうえおの勉強とクラフトの時間が好きです。


 

授業の流れとしては、以下の通りです。

  • 出席確認、名前を呼ばれたら「は〜い」と答える
     
  • 季節のイベントにちなんだ歌を流したり(今月は「どんぐりころころ」)や絵本を読む
     
  • 簡単な体操(例えば「エビカニクス」)を流してみんなで踊る
     
  • ひらがなの練習。あいうえおの歌を歌って、ひらがなを書いてみる
     
  • 簡単な線や形を書く練習をする
     
  • クラフトの時間
     
  • 最後に親同士の雑談
 
内容としては、実際に授業に行っていたときとそこまで変わらないのですが、オンラインとの違いがいくつかあります。
 
 
クラフトや教材を事前に自分で準備する必要がある
 
実際に授業に行っていたときには、クラフトのための折り紙や紙皿など、必要なものは全て用意してくれていて、しかも必要な形に切ってくれていました。
 
今考えると、これはと〜っても有難いことだったんだなと実感。
 
オンラインになってからは、事前に先生からメールが送られてきて、次の授業で必要なものを親が準備します。
 
しかも、折り紙なども、事前にある形に切り抜いたりする必要があるので、前日の夜やその日の朝に慌てて準備しています。
 
例えば、必要な物は、紙皿、折り紙、絵具、絵具の筆、輪ゴム、トイレットペーパーの芯、野菜(野菜のスタンプを作る)などです。
 
この準備作業がが意外と面倒臭いなぁ〜と思っていたのですが、娘はクラフトの時間が大好きで、今は毎週楽しみです。

 
クラフトの幅が広がった
 
今までの授業では、紙だけで遊ぶことが多かったのですが、オンラインになってから絵具を使ったりするようになり、幅が広がりました。
 
「絵具を用意してください」と言われたときは
 
「え!絵具を使ったら洋服もテーブルも床も汚れて、掃除するのが大変そう・・・」
 
と言うのが正直な感想だったのですが、
 
絵具で塗るのに熱中して楽しんでいる娘を見て、「色々経験させるのが大切だなぁ〜!」と考えるようになりました。
 
 
絵具で氷を作り、塗り絵をしました。絵具を凍らせるという発想がなかったのですが、楽しかったです!
 
こちらはトイレットペーパーの芯に絵具をつけて、スタンプみたいにして遊びました。
 
ハロウィンの前はおばけを作りました。
 
ちなみに、絵具を使っても思ったよりは汚れず(少し洋服が汚れる程度)、そこまで掃除は大変ではありません。
 
絵具は、簡単に洗えるWashableのものを購入しました。色も6色揃っていて満足です。
 
 
筆はこちらを使っています。
 

 
線を書いたり、鉛筆を使う機会が増えた
 
昨日、授業中にあいうえおの書き方を勉強していると書きましたが
 
それ以外に、形に沿って線を書く練習もしています。
 
こちらの教材も事前に先生がメールで送ってくれて、それを印刷して準備する必要があります。
 
まだひらがなや線を書くのは娘には早いので、グルグル〜と鉛筆でたくさん線を書いています。
 
 
また、鉛筆の持ち方を教えてくれるのですが(まだ早いと思ったので、びっくり!)
 
うちには鉛筆すらなかったので、Amazonで慌てて買いました・・・。
 
まだちゃんと持てないですが、紙に線を書くのは好きみたいです。
 
 
教材や内容に先生の熱意を感じる
 
オンラインのため、ビデオや本は全てスライドに準備してくれていて
 
Zoomを使って動画を流したり、絵本のページが一枚一枚スライドに貼られて用意されているのですが
 
こちらの内容を考えるのも、プレゼンを準備するのも
 
オンラインだともっと時間がかかるんだろうなぁ〜と実感。
 
もちろん日本語学校の先生なので、当たり前かもしれないですが、オンライン授業の準備の大変さや先生の熱意を感じました。
 
 
娘は、最初の出欠をとるときにはカメラに目を向けずにおもちゃで遊んでいるし
 
歌や本を読むときも集中できていないし
 
体操もほとんど興味がなく”No!"と言うときもあるし、
 
最初はこのまま続けるか迷いました・・・。
 
ただ、あいうえおを学ぶときにはとても嬉しそうにしているのと
 
クラフトは授業が終わっても熱中し続けているのと
 
絵具や鉛筆なんて、授業でないと自分ではやらないかも、と言う思いもあり
 
ずっとは集中できませんが、楽しく学んでいるので、継続することにしました。
 
 
また、他の子はちゃんと返事をしたり、集中しているので、この前先生に
 
「みんな本当に2歳児なんでしょうか?集中して、ちゃんと返事もできますよね。うちの娘はずっと集中できないのですが・・・」
 
と聞いたところ、
 
「2歳児ですが、3歳に近い子もたくさんいます。2歳になったばかりで、参加しているなんてすごいですよ!2歳だと5分くらいしか集中力がもちませんよ」
 
と(お世辞かもしれないですが)、優しくおっしゃっていただいて、安心しました。
 
2歳と3歳の差ってこんなに大きいんですね。
 
娘ももっともっと成長していくのかな?楽しみです。