情けは人のためならず | 霊能たかのりのブログ  

霊能たかのりのブログ  

不思議な世界へようこそ

情けは人のためならず。

よく耳にする言葉ですが、現代では本来の意味と逆の意味としてよく使われています。

人に情けをかけると相手が甘えてロクなことにならない…

皆さんそんな意味だと思っていませんか?


…僕もつい何年か前まではそう解釈していました(苦笑)


でも、本来の意味は

与えた情けは自分にちゃんと戻ってくる。

という意味なんですよね☆


つまり因果応報の法則を伝えていた言葉なんです☆

人を喜ばせる生き方をすれば、めぐりめぐって自分に喜びが与えられる。

人を悲しませる生き方をすれば、めぐりめぐって自分に悲しい結果が現れる。


カルマ。


結局そういうものなんです。


お金儲けのための仕組みは一時的に満たされても、不思議といずれ奪われる運命を辿ります。

幸せにしてもらう為の恋愛や結婚を望むことは、最初から騙(だま)しあいの戦略ゲームになっちゃうので、そこに『愛しあう』仕組みが抜けてしまいます。

結局はそこに気づかなければ、その理想(幸せ)は叶うことはありません。

愛されたければ、相手のために生きてあげなければいけないって事です。



現代ではほとんどの人がこの『よく考えれば当たり前のこと』にすら気づけないままでいます。



正直、生きていくことで精一杯。

車…家…それらの毎月のローン返済の事で頭の中はいっぱいいっぱい。


だから会社に対して貢献してあげること、会社を通じて世の中に貢献してあげること…そんなキレイゴトなんてする暇もない…。


毎日毎日、上司や部下の評価から自分の身を守るので精一杯。

ホメられるように、罵声を浴びないように毎日を過ごすので精一杯。



現代社会の仕組みは、人に優しくしてあげる心の余裕もない日々で埋め尽くされてしまってるんです…。



皆さんは、そんな日々を過ごすために生きているんでしょうか?


『そんなワケないでしょ!…だって仕方ないじゃん!…生きていかなきゃいけないんだから!』

…ですよね…。



…ですが…だからって会社やお客さんの財布事情をうかがいながら、自分の財布を埋めていく日々を重ねれば重ねるほど…

自分を自責の念で汚していってしまいます…。

よね?


…で、そういった事に疲れてしまって、結局は自分の心の行き場を無くして…

孤独感を感じ、寂しさが募(つの)り、誰といても何をしても満たされない日々を過ごす事に…。

…じゃありませんか?



僕が思うに、現代社会はこのジレンマが限界にまで達してきているのではないでしょうか?


だから鬱(うつ)の人が多かったり、経済が低迷していたり、無職の人が増えていたりするのだと思います。


社会構造が変わらなければいけない時期になってきたのでしょうね…。


そうじゃないと、恋愛や結婚の意義、家族と過ごす意義、仕事をすることの意義までもが…疑問にしかならないと思うんです…。


究極、何のために生きているか解(わか)らなくなってしまいます。


いやもう、既にそんな毎日に悩まされているのでは?



それを打破するには、政治が変わるのを待っていても仕方ありません。

世の中の誰かのせいにしても何の解決にもなりません。



むしろ、これから経済的な社会は衰退するばかりで、お金を稼ごうにも時間と労力ばかりが奪われる一方で…

無理に一軒家を建てても、無理にカッコイイ車に乗っていても、仕立てのいい服や靴や鞄を纏(まと)ってみせても、見返りのない日々に人生を見失うようになると思うんです…。


それより泥だらけになりながら、畑で安全で美味しい野菜を作っていくほうが、自給率の少ない日本では重宝されるでしょうし、お金を稼ぐより確実に生きていけると思います☆


家庭菜園的な農業なら、おそらく一日に数時間を費やすだけで十分に作業を終えます。

後の時間を有効利用すれば、今より有意義に生きられるようになると思います。



田舎では今でもそれは当たり前のようにされています☆

だから都会の人より心に余裕があって優しい人が多いんですよね☆


贅沢なステータスはないけれど、採れたて野菜の素晴らしさ、自然なお水の素晴らしさ、ご近所同士の助け合いの素晴らしさに満たされているから、寂しくもないし生活不安も都会に比べたら断然少ないでしょう☆

だから心に余裕が生まれ、人に優しくなれるんですよね☆


かと言って、都会の人がみんな冷たいワケではありません。

そうではなく、やはり田舎のほうが生活不安が少ないんですよね☆

お金を稼げないことが死活問題に直結せずに済みます。

だから都会の人より田舎の人のほうが優しさに時間を費やせる比率が高いだけなんだと思います☆



今後何年かかけて、そういった事を、皆さんが深く感じていくことになるんじゃないだろうか?

と僕は思っています。



情けを受けて、情けを返す☆


社会システムの改善以前に、先ずはその大切な道理を思い出して、少しずつでも個人個人が意識して施(ほどこ)していくことが最重要視されるべきなんでしょうね☆


『情けは人のためならず』が本来の意味と逆に捉えられてしまうような世の中であってはいけないと思うんですよ。


それこそ意味が反転してしまったこの世の中を『情けなく思う』ようにして、情けを世に復活させられるといいですね☆


お人好し、みんなでやれれば恐くない(笑)



そんな情けに溢れた素敵な世の中になるといいですね☆


最初から既に皆さんの心の中には情けが宿っているはずなんですよね☆

出る幕を失っているだけ。

本当はたくさんたくさん出したいハズなんですよね☆


周囲が『損をするよ』…なんて言うから、何だか損したくない心境にさせられちゃったんですよね(苦笑)


実際は損なんてしないですよ☆

むしろ清々しい気分になりますよ☆


だって、セコい自分がいなくなるから(笑)

自分が美しい人間だと思えてきますよ☆



これからの時代は『情の深さ』が金持ちよりモテるようになりますよ☆


それは僕が語らなくても、既に皆さんの心がよく分かってるんじゃないですかね☆


世界を変えるのは、皆さん一人ひとりです☆


『情けは人のためならず』

因果応報をちゃんと理解してる人が幸せになる☆

当たり前のことです☆



そろそろ心の寂しさから卒業しましょう☆


勇気ひとつで人生は意外とすんなり変わるもんですよ☆