明けましておめでとうございます。
 3jags設立26周年を迎えることができました。多くの皆さまと、ご縁をいただきましたことに感謝を致します。

 昨年は編集者も自らの発信力をつけようとSNSの取り組みを致しました。物事を伝えていく時の媒体や、そこで発信する内容、それにもまして個性が発信力のウエイトを占めていることなどです。

毎日のFacebook投稿を通して言葉の持つ力。言葉は人の気持ちを元気づけたり、慰めたり、励ましてリ。改めて言霊を体感することができました。

この経験を活かして、発信したい方へのサポート、自費出版などの編集アドバイスなどお力になれたらと思います。
 3jagsは旅から始まった会社です。そして2015年も旅を続けてきました。私にとっての旅はエネルギーの源です。旅で養った現場を見る力と、今までの仕事で培った編集力を活かした仕事を、今後とも続けていきたいと思います。

本年も、どうぞよろしくお願い致します。
                          201614日 
                          3jags下西由紀子

3jags Works&Topics
◆3月~4月Facebookスクールで1000いいね!
こんなに真面目に早起きをしたのは数年ぶり。毎日の投稿のヒントに今までになく本を真剣に読みました。色々な方の投稿から多くの知識も得ることができるツールです。

◆関東圏の地味なエリアは郷土色満載でした。
 最強の御守りがある伊豆山神社&河津桜
 一度は体験したい“あいかがフラワーパーク”の藤
 日本一の大天狗面に出会う旅。10年に一度の御開帳
 栃木県那須烏山市、山あげ祭で日本のThe祭りを体感
 中禅寺湖にある立木観音は今も根を張る千手観音様
 ブログアップがまだの小旅行も魅力的でした。

◆今がわかる、時代がわかる日本地図2016年版
昨年に続き今年も数見開きを担当。日本の経済、技術、環境など項目ごとに数字と地図で理解を深めることができます。

◆定期購読紙「ぱるす通信~こころのくすり箱~」
生きるためのヒントや身の回りで起こる小さなことなどを寄稿いただいています。編集長の会社と二人三脚ですでに5年。継続は力なりです。

◆企業広告・冊子制作
ワイン冊子の制作、旅小冊子、月刊誌のPR企画、大手旅行会社サイトの特別コンテンツの取材・執筆、その小冊子と昨年後半の仕事でした。

●3jagsコミュニティ
◆美ボディスタイルメイク会 月2回開催中!

いくつになっても自分の足で歩ける身体づくり。正しい姿勢で-5歳を目指して体幹をきたえるストレッチ会です。いくつからでも、いつからでも気軽にスタートができます。

2016年! 
新たなことにチャレンジし、前を向いて歩んでいきます。

こんにちは。栃木旅が続いている下西です。

新宿三丁目に35年の続いている歌声居酒屋・家路の仲間に誘われて日光中禅寺湖畔の温泉旅に同行しました。皆さんは2泊3日、私は1泊2日です。1年半ぶり、真夏の日光です。今年は日光東照宮400年式年大祭です。

池袋からバスで一路日光を目指します。いろは坂を登り中禅寺湖の温泉宿に到着。宿で出している無料のツアーで華厳の滝と中禅寺へ行ってきました。

華厳の滝

中禅寺は784年、日光開山の勝道上人(しょうどうしょうにん)に建立されたお寺で、世界遺産になっている「日光山輪王寺(にっこうざんりんのうじ)の別院となっているお寺です。

中禅寺

御本尊の「立木観音」がとても珍しい千手観音様。桂の立木に彫ったと伝えられ、今も地に根をはっているという観音様です。
所願成就で諸々の願い事を聞いていただける観音様。所願なのでなんでも願ってください!数はいくらでもいいんですよ!と僧侶のご案内で寺院内を回りました。

中禅寺本堂

そしてこの中禅寺は松竹映画「愛染かつら」のロケ地でもあるんです。
映画に出ている大木は落雷で枯れてしまったのですが、二代目の愛染かつらも樹齢30年ですが立派な姿です。
桂は葉はハート形をしていることから縁結びの木として有名だとか。

愛染かつら


五大堂には5つの明王が安置されご祈祷の道場となっています。天井には見事な大雲龍が横たわっています。ただし、こちらの龍は鳴きません!
龍の鳴き声を聞きたい方は日光東照宮内にある薬師堂へ。ちなみに管轄は輪王寺です。

中禅寺から

五大堂をでると中禅寺湖の奥に男体山(2486m)がそびえています。
古くからの山岳信仰の対象で山頂には日光二荒山神社の奥宮があります。日本百名山の一つです。一度は登ってみたい山ですね。

1日目の中禅寺湖散策は終わり、温泉に浸かって食事、宴会、カラオケと宴たけなわな夜が過ぎていきました。
日光は来る度に発見があり、400年の歴史が息づいています。

こんにちは。下西です。
このごろブログをサボっている私ですが、時間の合間をぬってミニトリップへ。旅しなくっちゃ、気持ちが凹んでしまいます。ね!

7月三連休は仕事をして翌週は北関東、栃木県へ。
国指定重要無形民俗文化財に栃木県第1号に指定されている「山あげ祭」を知ったのは、5月に鉄補給がしたくてJR烏山線で那須烏山市へ行ったのがきっかけです。

栃木県のローカル線 JR烏山線沿いは隠れた山里

北関東のこの季節、猛暑の天気予報どおり半端ではない暑さの中、熱い熱い祭り「山あげ祭」を体感してきました。

JR烏山線
宇都宮駅から蓄電池駆動電車「アキュム」で烏山駅へ向かいます。お祭り目当ての人でいっぱに。どこかウキウキした空気が車内を満たしています。

駅から徒歩約10分、奉納余興が行われる山あげ会館へ向かうと、テンポのいいお囃子が遠くからも聞こえてきます。いやおうなしに祭り気分がアップ。

お囃子

見事な御拝(屋台)からお囃子の太鼓、鼓、笛が盛んに鳴り響いていました。

さて、この「山あげ祭」についてお話します。

----------------
山あげ祭は八雲神社の例祭。野外歌舞伎を奉納余興としている。6つの町が毎年持ち回りで担当することになっており今年は元田町だった。
各町にそれぞれ御拝(屋台)を持ち、それぞれが違った飾りがついている。元田町は「鶴に亀」だ。

山車

今から455年前の1560年。その当時の烏山城主が疫病防除、五穀豊穣、天下泰平を祈願するために牛頭大王を新たに迎えて奉安したことに始まる。
祭礼として奉納余興がスタートした。当初は相撲や神楽獅子などが行われ、江戸で常磐津所作が流行ったことをきっかけに歌舞伎を奉納。全国でも珍しい野外歌舞伎だ。

乗合船

乗合船
50年ぶりに上演された「乗合船」。
船を「宝船」に登場人物を「七福神」に見立てた御目出度い席の舞踊で、烏山市制10周年、JR烏山線の七福神に掛けての演目だ。


お囃子
歌舞伎と同じように常磐津がある。太夫座敷にあがるのは三味線二人、唄が三人で二丁三昧が盛り上げていく。

そして「山あげ祭」の名前の由来にもなっている「山」。
竹で骨組みをつくり烏山の特産である和紙を貼り重ねた紙張りの山だ。舞台の装置の一つで演目中で絵が変化していく。

山

野外歌舞伎の演目は町中数カ所で場所を変えて奉納される。移動はすべて人力。ここが山あげ祭のもう一つの見どころとなる。

山、御拝(屋台)、演目に出てくるガマも全部を焼け付くような暑さの中を若衆が運ぶ。この運びは皆が力を合わせた姿に感激だ。
この若衆には厳しい上下関係がある。若衆には世話人、木頭・副木頭、各係、平若となっている。
上からの言葉には良く従い、仕事は仲間と協力して一緒に行う。物事は正直に行う。悪に加担せず人に情けをかけよ。根性を養い、他町に全体負けるなと。
若いうちに上下関係や仲間との協力することを覚える素晴らしい機会となっていると思う。

移動

ガマ
和紙で作られているガマも移動。

山

山も一回ごとの立て直す。1日の6回ある日があり、場所が5箇所。その度に移動させていくのだ。

将門

将門
この日のために大人も子供も日々、稽古をしているそうだ。
一年の神事のクライマックスが「山あげ祭」となる。

山車

ブンヌキ
最終日の「ブンヌキ」は八雲神社の鳥居の前で屋台が集まってお囃子の競演をする。相手よりリズムの良さ、音量や力強さ、持続力を競うのだ。

約30分全力のお囃子合戦は圧巻だった。

それぞれに主役がいる祭り。
誇りをもって全力で取り組み、楽しんでいる姿。
日本の祭りを見た。

雑学
牛頭天王は元はインドの守護神と言われているそうな。それはスサノオノミコトと同一神とされ、薬師如来の化身であると言われている。
疫病よけの神様として日本全国各地に祭られている。京都の祇園祭で有名な八坂神社もこの神様を祀っている。
祇園祭の始まりは、八雲達たつ 出雲八重垣とスサノオノミコトの和歌が歌われるそうな。

おまけ
那須烏山市は八溝地域に位置している。古くから香り高い自慢の蕎麦が穫れ、「八溝そば街道」になっている。

そば

てんぷら

酒

おまけ

那珂川流れヤナが数カ所あり、そこでとれた鮎の塩焼き。
地元の生酒。いうことなく旨い!
鮎

豊かな自然に育まれた土地で伝統を今に繋げている「山あげ祭」。ここで育つ子供たちが羨ましくなった。
2演目みた後の記憶が薄れるほど暑かった。熱い祭を体感した一日を過ごした。

こんにちは。下西です。
今年はご開帳年のようです。長野の善光寺の7年目のご開帳がされていますが、群馬県沼田市にある迦葉山龍華院弥勒寺(かしょうざんりゅうげいんみろくじ)は10年に一度のご開帳です。

弥勒寺

ここ、日本一の大天狗面のあるお寺。10年に一度の大開帳が5月28日まで奥殿の厨子が開かれて「お天狗様」を拝見できる。

弥勒寺


中峯堂(拝殿)に入ると大小無数の天狗面が奉納されていて、その量と大きさにたじろぐ。一番大きな面は6.5m、鼻の高さ2.8mもある。

大天狗面


拝殿内にはいると奥殿からつながる紐を両手でもち、心静かに祈る。

弥勒寺本堂内

拝殿は山岳造りとなり奥殿へ続く階段が左右にある。あわせて108段。
「煩悩を滅する歩みとなるため、無言で静かに上っていってください」
と僧侶に諭され、ゆっくりと上っていく。
金の衣をきた天狗様が前立ち本尊として鎮座。その後ろに小さな厨子の中に十数センチの小さな天狗様へ紐が繋がっている。

弥勒寺本堂内

10年に一度、そのお姿を拝めるのだ。もちろん、撮影禁止。いただいたお札に書かれていた絵はちゃんと天狗のお顔になっていた。

どこにあるのか?
沼田市街から約16キロ、迦葉山の中腹にある。天狗信仰は古くから庶民の身近な存在としてお天狗様が信仰されてきた。

歴史は?
地元の人しか知られていないようなお寺だけど、歴史はとても古い。開創は848年、比叡山より円仁慈覚(えんじんじかく)大師を招き、国家安泰の鎮守寺としたのが始まり。
徳川家康公の祈祷所となっていたころは約100人の僧侶がいたという。
現在は本尊が生観世音菩薩を祀る本堂、奥の院などが敷地内に点在している。

お天狗様の由来は?
てんそん禅師に伴って来山した高僧の中峯(ちゅうほう)は43年もの長きにわたってお勤めをしたのにもかかわらず、老いをしらない童顔であったそうな。中峯は禅師が亡くなると「私はお釈迦様の十大弟子の一人の化身、なすべきことは終わった」と別れを告げ昇天。天狗面が残されていた。開運守護のお天狗様として信仰を集めた。

お仮面

お借り面の習わし
功徳を頼りに天狗面を借りる習わしがある。
小さいものからスタートして、翌年には地元のお店でお借りした面より一回り大きな天狗面を購入し、1年前に借りた面を一緒に奉納するというもの。
来年も来れますようにと一番小さなお面をお借りして帰った。

交通は車がベスト。
沼田ICから迦葉山に向かうこと約30分。
バスは沼田駅から約40分、迦葉山げ下車徒歩約1時間。もっとかかるかも。

おまけ
高崎駅近くに温泉がないかな?とスマホで探すと源泉掛け流し温泉を発見。
さくらの湯。一人550円。美肌の湯でつるつる、ほっこりとなって高崎駅へ向かった。

高崎駅では釜飯が有名なおぎのやが「群馬の台所」という居酒屋をしている。群馬の地のものと地のお酒が堪能でき最後によるには最適なところだ。

おぎのや

おぎのや
釜飯に乗ってる具材がつまみになっている。
旅人の心を鷲掴みだ。



こんにちは。下西です。
あしかがフラワーパークで藤を十分に堪能したあとは渋くローカル電車ミニトリップ。ここでも鉄分補給です!

藤棚


宇都宮からJR烏山線で那須烏山市へ向かいました。烏山線は縁起の良い七福神の駅めぐりができるようになっています。

七福神

蓄電池駆動電車「アキュムACCUM」が走っているんですね。非電化区間の環境の低減方策として導入されたわけです。他にはキハが走っているのでキハジーゼルファンにも楽しい路線です。
山と川が織りなす里山風景が広がっていました。

アキュム

アキュム

キハ

終着駅烏山駅で下車。何かあるのかな?と調べてみるとどうくつ酒蔵や龍門の滝、そしてそばが有名でした。おいしいものと美酒があれば言うことなしなんです。

駅から徒歩8分程度、山あげ会館で一日500円でレンタサイクルをしてスタートです。

山あげ会館

一駅前の滝駅へ路線沿いに走っている道をナビで見つけて走ります。
ほのぼのとした田舎の道。花が咲き、野生の藤の花が森を彩っています。

那須烏山里山

龍門の滝
高さ20m、幅65mのたの滝には大蛇が棲むという民話が残っています。

龍門の滝


どうくつ酒蔵
1849年操業の老舗酒元、島崎酒造「東力士」の熟成庫として使用されている洞窟。第二次世界大戦末期に戦車の製造をするために人力の手彫りで造られて洞窟。年間を通して洞窟内の温度は10度ほど。清酒の熟成には最適温度とのこと。ここで熟成されたお酒がニューイヤーボトルとして販売されています。

どうくつ酒蔵

どうくつ酒蔵内

試飲コーナー

八溝(やみぞ)そば街道
那賀川町、那須烏山町、市貝町のエリアはそばが有名。各エリアに手打ちそばの店が点在しています。八溝山系の水資源のもとに寒暖の差がある山間地域でつくられるそば。

八溝そば

鮎

那賀川は鮎。打ち立てのそばと熟成酒。いうことありません!

国の無形文化財「山あげ祭」が残る那須烏山市。
約450年前の歴史を誇る祭事。奉納余興として豪華絢爛な野外歌舞伎舞踊は迫力満点だとか!
山あげ会館では本物の1/5サイズのミニチュアを使ってロボットの勘助じいさんが祭りについて詳しく語ってくれます。

勘助じいさん
ミニチュア

ミニチュア

会館には本物の山(=山車)が置かれています。

山
かなり迫力のある山あげ祭に再訪したくなりました。日本国中に無形文化財があり、興味深い奇祭などが多く残っています。


帰り新幹線では購入したどうくつ熟成酒と鮎弁当で一献です。大満足の鉄旅でした!

どうくつ酒と弁当