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皆さん、本日の心の天気はいかがですか?
心理カウンセラーの青柳雅也です(^^
このブログで、心理カウンセリングや心理学を身近に!
さて、今回は「悲しむ」について。
皆さんは、最近何かを怒りましたか?
どんなことですか?
私たちは、しばしばネガティブな感情を持ちます。
あまりにも大きな不都合な出来事に出会うと、
自分は悲しいのか、
自分は怒っているのか、
自分は自分に落胆しているのか、
自分は世の中に絶望しているのか、
自分は何かを渇望しているのか、
わからないまま、おかしな態度決定をしてしまうことがあります。
先日『アダム&アダム』という、
タイムスリップSFの映画を見ました。
主人公は未来からタイムスリップしてきて、子供の自分に出会います。
父親を事故で亡くしてから、父親を嫌っていった主人公ですが、
子供の自分に言われます。
「悲しむより、怒るほうがずっと楽だから。」
でも、本当はお父さんのことが大好きだったし、
お父さんの愛情を感じていた…と。
悲しみが大きく、感情をすり替えてしまっていたのです。
「悲しみ」の感情というのは、
苦しいですから、感じたくありませんよね。
しかし、悲しむということには重要な役割があり、
傷ついた心を自然に治癒するという大切なプロセスです。
深い悲しみを抱えたとき、涙を流すことは、
心の中に溜まったネガティブなエネルギーや張り詰めた緊張を体の外へ放出し、
ストレスを爆発的に減少させる、デトックスの役割を果たしています。
「表現」と「抑圧」は対極です。
私たちは泣くことで、悲しみを表現することで無意識のうちに心の負担を軽減し、
パニックや絶望状態から抜け出す準備を整えています。
また、悲しみと向き合うことは、
喪失や失敗という「現実」を自分のペースで少しずつ受け入れていくための時間でもあります。
無理に感情に蓋をしてしまうと、その悲しみは潜在意識に未処理のまま残り、
長期的なストレスやトラウマの原因になりかねません。
しかし、時間をかけて十分に悲しみ尽くすことで、
私たちは「失った事実」や「思い通りにならなかった現実」を
徐々に自分の人生の一部として消化できるようになります。
このプロセスを経ることで初めて、過去の経験から学び、
前に進むための真の受容が生まれるのです。
また、深い悲しみを経験することは、
他者への深い共感力や人間としての成熟をもたらすきっかけにもなります。
痛みを知らない人間は、他者の傷にも鈍感になりがちです。
深い悲しみを味わった経験があるからこそ、
同じように苦しんでいる人に寄り添い、優しく手を差し伸べることができます。
このように、悲しむという行為は決して無意味に立ち止まることではありません。
それは、自分自身を深く理解し、心の傷を癒やし、
人間としての幅を広げ、成熟するための必要不可欠なプロセスなのです。![]()
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