パタゴニア地方の「世界一登頂困難な山」セロトーレで起きた正しさ論争 | 青い柳の樹のように  - counselor's blog -

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名古屋の老舗カウンセリングルーム「アンフィニ」の代表カウンセラーの青柳と申します。
少しでも多くの人にカウンセリングや心に関心を持つ機会になって頂ければという願いを込めたブログです。
皆様の生活に身近に感じられ「気づき」になれますよう。

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皆さん、本日の心の天気はいかがですか?

心理カウンセラーの青柳雅也です(^^

このブログで、心理カウンセリングや心理学を身近に!

さて、今回は「正しさ」について。

皆さんは、自分のほうが正しい!

…という気持ちで人と最近ぶつかりましたか?

 

セロトーレは、南アメリカの南パタゴニア氷原に属する山です。

アルゼンチンとチリの国境上に位置しています。

標高は3,128mで、セロトーレは4つの峰からなる山群の中で最も高い山です。

この山の山頂付近には、強風によって形成される「キノコ状の着氷」が見られて、

この氷の層により、「世界一登頂困難な山」といわれ頂上の難易度は非常に高いとされてました。

 

このセロトーレに、1959年3人の登山家が挑みました。

マエストリ、エッガー、ファヴァの3人です。

 

途中、ファヴァは脱落を決断し、

マエストリとエッガーは2人で登頂を試みます。

 

マエストリとエッガーは頂上まで登り、

下山の際に、雪崩に遭って、

カメラを持ったエッガーは雪崩にのまれてしまいます。

 

下山後、マエストリの壮絶なストーリーも相まって、

「世界一登頂困難な山」に登頂したアルピニストとして、

英雄扱いされ、讃えられました。

 

しかし、時が経つとともに、

科学的な分析や検証が進んで、話の現実味が無いということで、

疑念が膨らんだことで、マエストリは激昂し再登頂を試みます。

その際には、彼は巨大なエンジン式コンプレッサーや、

ボルトなどを持ち込み、ボルトを岸壁に打ち込み、

クライミングの精神性に反する、山を傷つけての登頂という復讐劇となります。

 

彼はボルトが打ち込まれた岩の部分まで登り、

コンプレッサーはそのまま宙づりにしたまま、頂上近くのボルトを切り落として、

下山するという登山家としてはあるまじき行為をし、登頂を宣言したのでした。

 

しかしそれは「コンプレッサールート」という汚名を着せられ、

嘲笑の対象となりました…が、皮肉なことに、

観光の名物としても成り立ってしまいました。

そして、地元の経済を潤すものとなったことで、

地元の関係者からすれば、"山のシンボル"と財産として扱われますが、

一部のアルピニストからは"恥ずべき過去"と非難されます。

 

やがてジェイソンとヘイデンという若いアルピニストが、

セロトーレに登頂した際に、「山を元の姿に戻すべき」と、

マエストリが残した120本のボルトを撤去して下山しました。

 

下山した2人の正義の執行は賞賛されたのでしょうか?

 

そうではありませんでした。

地元住民の怒号や、宿泊先を取り囲んでの非難が起きます。

2人は地元警察に連行され、ボルトは没収されたのでした。

 

「正義」というのは、

これほどまでに、見る角度によって全く違うものとなり、

更には人の"攻撃性"をかきたてるものだということがわかります。

 

誰かに対して「自分が正しい!」と思ったときは、

客観性をより大事にして、一呼吸おくことが必要ですね。

 

 

…余談ですが、このセロトーレの論争は、

ラマという若き天才アルピニストによって浄化されたのでした。虹

 

 

 

いつも有難うございます。

争いに疲れたときはアンフィニへ!

.

ご予約は052-253-5040まで!

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