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皆さん、本日の心の天気はいかがですか?
心理カウンセラーの青柳雅也です(^^
このブログで、心理カウンセリングや心理学を身近に!
さて、今回は「経験」について。
皆さんは、人生でどんなことを経験してきましたか?
振り返るとどんなことが思い出されますか?
私たちは、意識的にも無意識的にも、
大きなことでも小さなことでも、
「こうなるといいなぁ。」
というものを持っています。
それが、期待通りに、
「うまくいく」こともあれば、「うまくいかない」こともあります。
そうですよね。
「うまくいかない」のは不快な故に、
多くの人は避けたいものでしょう。
物事がすべて計画通り、あるいは期待以上に「うまくいってしまうこと」は、
一見すると理想的な状態です。
しかし長期的・心理的な視点で見ると、深刻なデメリットやリスクを隠し持っています。
特に「順風満帆」であることは、
成長の鈍化と変化への耐性低下を招きます。
主なデメリットを4つの観点で解説します。
①成長の停止と慢心(コンプレンシー)
Intelの創業者アンディ・グローバーが、
「成功は慢心を生む(Success breeds complacency)」と語った通り、
順調な時ほど人は現状に満足し、自己研鑽や改善の努力を止めがちです。
すべてが正しいと感じられるため、
自身のスキル不足や環境の変化に気づくのが遅れ、能力が頭打ちになります。
この状況が続くと、環境が変わった瞬間に対応できなくなります。
②リスク管理能力の低下と脆さ
物事がうまくいきすぎると、トラブルやリスクを過小評価する傾向が生まれます。
トラブルが起きない前提で計画を立ててしまうため、
いざ予期せぬ失敗や変化に直面した際、致命的なダメージを受けやすくなります。
また、成功体験に縛られ、新たなアプローチを取る恐怖心が強くなることもデメリットです。
③「落とし穴」への心理的恐怖
皮肉なことに、物事が順調すぎると、
「何か悪いことが起きるのではないか」
という「幸福不安(Happiness Anxiety)」にさいなまれることがあります。
これは、現在の高水準な状態を維持しなければならないという、
プレッシャーから生じ、結果として常に順調であるにもかかわらず、
心は休まらず、常に不安を抱えるという矛盾した精神状態に陥ります。
④脆弱な人間関係と共感力の低下
全てが順調な時は、他者の苦労や挫折に対して共感しにくくなる傾向があります。
自身の成功体験に基づいてアドバイスをしてしまい、
結果的に周囲からの信頼を失うことにもなりかねません。
また、トラブルを共に乗り越える経験がないため、
チームとしての絆や、個人的な人間関係が、
このようなことから、
「うまくいってしまうこと」の最大のデメリットは、
変化への適応力を奪うことです。
一時的な成功に甘んじず、
順調な時こそ「この今はいつまで続くか」と疑い、
慢心せず、次なる変化に備える意識を持つことが重要です 。![]()
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