255人を撃ち殺して英雄と呼ばれた男は幸せだったか? | 青い柳の樹のように  - counselor's blog -

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名古屋の老舗カウンセリングルーム「アンフィニ」の代表カウンセラーの青柳と申します。
少しでも多くの人にカウンセリングや心に関心を持つ機会になって頂ければという願いを込めたブログです。
皆様の生活に身近に感じられ「気づき」になれますよう。

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皆さん、本日の心の天気はいかがですか?

心理カウンセラーの青柳雅也です(^^

このブログで、心理カウンセリングや心理学を身近に!

さて、今回は「心」について。

皆さんは、心はどこにあると思いますか?

心って何でしょう?

 

昨今、AIの発展によって、

生前に、声やデータをインプットしておけば、

死後も故人と話せるサービスが海外にはあります。

 

映画でもそういった類のものは、色々あります。

脳の電気信号を丸ごとコピーする技術によって、

人格がダウンロードできるとかどうとかいうものです。

 

 

そういった際に、魂というものがキーワードとしてもあり、

電気信号をコピーしたものは、本人なのか、

もしくはAIのロジックなのかという争点が出たりします。

 

私たちは、様々なことを考え、

そして感じて、感情が湧きおこります。

それらを総称して「心」と表現したりしますよね。

 

映画『アメリカン・スナイパー』のモデルとなった、

軍人で名狙撃手のクリス・カイルという人物。

彼は目覚しい戦果によりイラク武装勢力から「ラマディの悪魔」と呼ばれました。

 

 

軍人として、戦争へ行けば、

敵国の人間を殺すことは、いわば使命であり成果となります。

 

彼は、2003年にイラク戦争が始まると、

2009年に除隊するまで4回に渡りイラクへ派遣され、

武装勢力の戦闘員を255人(公式戦果160人)を殺害したのでした。

 

彼は、「伝説の狙撃手」として「英雄」となりました。

 

では幸せだったのかというと、

彼自身は、退役後PTSDに悩まされました。

そして、PTSDの退役軍人の面倒をみて殺されます。

 

なんと帰還兵の3割がPTSDになっているそうです。

憎くもない相手を憎み、そして、
心を壊しながら、相手を殺めることに全力を尽くす。

多くの人が「心」に傷を負ってしまうのでしょう。

 

「英雄」なのに「心」に傷を負うのです。

 

戦場に長く居れば、敵国の人間を殺すことに慣れてしまう気がしますが、

もしかしたら、人間はそういうふうにできていないのかもしれません。

だから心に傷を負ってしまうのです。

 

 

つまり、

◎頭で考えること

◎感じること

は、必ずしもイコールではないということです。

 

・嫌なことをしなければならない

・立場上やらなければいけない

・理不尽に合っても仕方がないと思わないと進まない

・現実を考えればそうしなければいけない

・大切な誰かの為なら我慢しなければいけない

・本にあった考え方を適用すればそうかもしれない

 

論理的で、建設的に考えられればられるほど、

頭では納得がしやすいかもしれません。

でも、本当の心の部分ではどうでしょう。

 

子供の頃はどうでしたか?

嫌なものは嫌ですし、

悲しいことは悲しい、

傷つけば心は痛みます。

 

頭で分かっていると思って、

心に押し込めたことは、消えはしないのです。虹

 

 

 

いつも有難うございます。

涙が流れるときはアンフィニへ!

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ご予約は052-253-5040まで!

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