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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^
さて、今回は「寄り道」について。
皆さんは、小学生の頃、
どんな道を登下校していましたか?
私の地元は、小学校が結構な距離があり、
歩いて帰る途中に、様々な遊びをして帰った憶えがあります。
用水路を飛び越えて遊んだり、家までひとつの石を蹴ったりしてました。
何かの遊びをしたり、虫を捕って帰ることも。
靴は減るし、服も汚れます。
そつなく早く家に帰るためなら、
何も寄り道をせずにまっすぐ帰ったほうが、早く帰れますね。
でも、もし真っすぐ寄り道もせずに帰ったとしたら、
失われてしまうこともあります。
孔子の論語にこんな言葉があります。
「君子は貞にして諒ならず」
人格者は道理をちゃんと守る軸があるが、
頑固で偏屈ではない…という意味です。
つまり、軸はあるけど偏ってませんということです。
確か、アインシュタインの考えでも、
科学の発展のためには、文系的な知識が大切と言っています。
科学者だから、理系の知識のほうが重要に感じますよね。
文系的な知識と感性が無ければ、
科学を人間の生活にうまく役立てられないからです。
つまり人間というのは、色々な経験や知識が織り重なることで、
言葉にも経験にも厚みが出ると私は思うのです。
「寄り道」が省かれると、認識や知識の幅が省かれてしまうのです。
どんな職業も人生もそうでしょうね。
それ一筋というポリシーや、そつなくストレートも大切ですが、
思考や認識が偏るのではないでしょうか。
現代は「近道」や「コツ」、「簡単」や「時短」、
というものが求められがちです。
しかし、どんな「道」にも色々な脇道、寄り道があります。
それもまた楽しむ融通があるならば、
「道」も広くのびやかになっていくことでしょう。
いつも有難うございます。
失敗に苦しんだときはアンフィニへ!
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