ランチものんびり。
はじめてのお店は
時間に余裕があるときが◎
シェフおひとりだもんね。
また、うかがいます。
ごちそうさまでした。
翌日から、ラッシーを作って
毎日のんでる。
スパイスをつかって
バターチキンカレーも作った。
感化される味。
鎌倉を訪れるのは20年振りくらい。
だから、
シェフにオススメのスポットをきいて
大正解だった。
その場所へ行く途中、
通り過ぎようと思った石段の前で
足が止まった。
気づいたら石段を昇っていた。
拝観料を支払い、さらに石段を上がり
苔に覆われた石段をみて思い出した。
ここっ!!
お寺さんの名前や場所など
すっかり忘れていたけれど
確かに此処は
行ってみたいと思っていた場所。
~大藏山 杉本寺~
御本尊は三体の十一面観音さま。
平安時代末期から鎌倉時代初期に活躍した
カリスマ仏師、運慶の作品などが
本堂にならんでいる。
中央の御前立十一面観音さまは
運慶作、源頼朝公寄進。
他には、不動明王さまや
観音三十三身などが
間近で拝見することができる。
私が本堂にあがると、他の参拝者の方も
続いてあがってきた。笑
拝観券があれば御堂にあがれるけれど、
みなさん気づいてないのかな?
心做しか、仏さまたちに
笑みが見えたような
そんな雰囲気を感じた。
こちらに来たならば
ぜひ御堂にあがって
間近でご挨拶をオススメしたい。
とても有難い気持ちになった。
それから
御朱印もお頒かちいただいた。
此処は静かで
時がとまったような場所。
落ち着いてゆっくり参詣できる
お寺さんだった。
駅から離れているけれど
歩いた価値がある。
お導きいただいたように思えた杉本寺。
ちょっとワクワクしてきて
先に進んだ。
夏の日差しの中
杉本寺から徒歩で約20分。
着いたところは、
おすすめいただいた覚園寺。
薬師如来さまがいらっしゃると
うかがっていた。
山門をくぐると、愛染堂がある。
まずは愛染明王さまにご挨拶。
そこから先は、撮影禁止。
参拝には順路があり、最後の薬師堂では
説明を聞くことができるとのこと。
お恥ずかしながら歴史に疎いので、
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では
白い犬と目が合い動けなくなる
義時公が描かれていた。
たまたまその回を観ていたので
覚えている。
歴史、苦手だったけれど
こうやって繋がるとおもしろい。
御本尊薬師如来さまの両脇には
日光菩薩さまと月光菩薩さま。
そして左右に
十二神将さまがならんでいて
本堂の天井には「雲龍」が
描かれている。
御堂は、焼失により再建され
それ以来修繕が重ねられている。
薬師如来さま、十二神将さま、そして雲龍。
日光東照宮の鳴き龍で有名な
薬師堂と重なった。
拝観をおえて、
御朱印や愛染明王さまの塗香を
お頒かちいただいた。
境内を歩いていると
ふわふわした白い植物が目に入った。
綿毛のような花は「ネムノキ」
午後からゆっくりと蕾が開き、
タンポポのように丸い花になり、
暗くなると葉は閉じる。
はじめてみたネムノキ。
花は開いている途中だった。
花言葉は
歓喜、夢想、安らぎ、想像力。
とても神秘的な花に出逢えた。
白い犬じゃなくて
白い花からのお告げ、なのかな。
心身の健康と、怪我や病気になったら
それとともに前にすすむお力を与えてくれる
仏さま、薬師如来さま。
Thank you, I love all🤍 *ˊᵕˋ*
竹林の中にいると
清らかな気持ちになる。