2007年02月13日 20時32分 更新

 日本郵政公社は2月13日、ライブドアの証券取引法違反事件で同社株価が下がり、運用損が出たとして、同社に約10億4000万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。

 信託銀2行を原告として起こした。郵政公社は郵貯・簡保の信金運用の一環として、昨年1月のライブドアへの強制捜査の時点で201万6432株を信託銀を通じ保有していた。郵政公社は、ライブドアは有価証券報告書の虚偽報告などを隠し、それを知らずに取得した株式が上場廃止などで損害を受けたと主張している。

 ライブドアに対しては個人・機関を含む投資家が相次いで訴訟を起こし、平松庚三社長によると請求額は最終的に600億円強に上る見通しという。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0702/13/news110.html


郵政公社もライブドアの株を買っていたのかと知ってむしろ笑った。堅実そうな郵便局も流行に乗って実態以上に膨れ上がったバブリーな株で値上がりを期待していたなんて。まあ信託銀行経由で信託投資していただけなんだろうが。それにしても、私はライブドアのメールを使っているが、粉飾が発覚して以来のライブドアの凋落振りはヒドイものであると感じている。もはや広告媒体としての信用を完全に失い、先日も某テレビ局で問題になったような明らかに如何わしい健康食品やダイエット食品、消費者金融は朝飯前、詐欺同然の資金運用サイト、以上のような下級広告に溢れていて、某H氏のいたころの輝きは一切みられない。もっともその輝きは、粉飾で彩られたものでもあったのだが。