東京・大阪の中学受験国語専門塾
パワー読解®東京/大阪
今津です。東京・新宿(代々木)教室で書いています。
お子さんが小4か小5で、中学受験を考えているあなた。
きっと今、こんな気持ちのどこかにいるのではないでしょうか。
「本格的に始めるのは6年生でいい?」
「でも周りはもう動き出してる気がする……」
「何から手をつければいいのか、正直わからない」
この記事は、そういう方のために書きました。
難しい分析よりも、「うちの子にとって何が大事か」を整理する手がかりを、できるだけ具体的にお伝えしていきます。
まずは2026年の入試で何が起きたのか、振り返るところから始めましょう。
そこには、小4・小5の今に活かせるヒントが、たくさん詰まっています。
2026年入試は「例年通りが通じなかった」年だった
2026年の中学入試は、首都圏も関西も、「とにかく変化が重なった」一年でした。
サンデーショック(2月1日が日曜日だったこと)、入試制度の変更、新設・共学化・付属化の波。これらが日程・併願パターン・入試形式という三つの軸で同時に動いたため、「例年通りの感覚」がそのまま通用しないケースが続出しました。
特に保護者のあいだで誤算が多かったのが、次の三点です。
「安全校だと思っていた学校」が、想定より大きく難化していた。
午前・午後入試の組み合わせ次第で、合否の可能性がガラリと変わった。
出願段階からの情報収集と戦略設計が、実際の得点力の差以上に結果を左右した。
一言でいえば、「変化にどれだけ早く・柔軟に対応できるか」が問われた年でした。
そして小4・小5のご家庭に知っておいていただきたいのは、この変化はそう簡単には落ち着かない、ということです。2027年・2028年の入試にも、形を変えながら続いていきます。今のうちから「変化に強い準備」をしておくことが、何より大切になってきます。
首都圏:偏差値だけでは読めない「複雑化する入試」
首都圏の受験者数は微減しているものの、受験率は依然として高水準のままです。
「競争の激しさはほぼ変わらないまま、中身だけがどんどん複雑になっている」というのが、2026年の実情でした。
たとえば、偏差値表ではあまり目立たないのに、探究型学習・グローバル教育・ICT環境などの「中身」で選ばれ、実際には難化していた学校が少なくありませんでした。大学付属校の人気と、校風・教育方針を重視する選び方の両方が同時に強まっており、「何をものさしにするか」が家庭ごとにバラバラになってきています。
さらにサンデーショックの影響で、女子校の併願パターンが大きく変わり、午後入試のレベルが軒並み上がりました。「いつも通りの作戦」が、そのまま裏目に出たケースもありました。
こうした状況の中で有利だったのは、
データ(偏差値・倍率)と現場の肌感覚(説明会・文化祭)を両方持ち合わせ、冷静に判断できた家庭。
どこを「攻め」の志望校にし、どこを「守り」にするか、筋道立てて考えられた家庭。
こういう家庭でした。
では、小4・小5の今、何ができるでしょうか。
まず、偏差値表を眺める前に、「うちの子をどんな環境で育てたいか」を親がじっくり言語化してみること。そして学校の文化祭や説明会、学校紹介動画などに少しずつ触れ、「学校の中身を見る目」を育て始めること。
これができているご家庭は、6年生での志望校選びと併願設計が、本当にスムーズになります。
関西:受験率アップ+短期決戦、「確実に取る力」が問われる
一方、関西圏では少し違う流れが起きていました。
小学6年生の人口が減るなかでも、受験者数・受験率が過去最高水準に達し、「受ける層が広がった」年だったのです。
関西入試の特徴は、「期間が短く、合否が一気に決まる」短期決戦色の強さにあります。
統一入試の初日・2日目に入試が集中し、実質的にそこで勝負がついてしまう。この構造は2026年も変わりませんでした。
さらに今年は、大阪教育大附属などが入試科目を変更し、作文・適性型・思考力型の問題を取り入れる動きが広がりました。「公立っぽい実利と、私学らしい特色を両取りしたい」という学校側のねらいが、入試形式にも表れています。
関西の保護者に共通していたのは、「6年間のコスパ」を真剣に考える実利志向の強さです。
進学実績、学費、通学時間。これらを具体的な数字で比べながら志望校を絞っていく家庭が、確実に増えています。
中堅層が中学受験に参戦してくることで、「短い勝負で確実に合格をつかむ」安定感が、以前より強く求められるようになりました。
小4・小5の段階でできることは、基礎計算・漢字・語彙など「落とせない土台」を徹底的に固めること。そして、作文・記述・面接など新しい出題形式への経験を、少しずつ積んでおくことです。
この積み重ねが、6年の短期決戦で大きな差になります。
首都圏と関西、「熱さの質」が違う
同じ「中学受験ブーム」でも、首都圏と関西では熱の帯び方がはっきり違います。
首都圏は、選択肢が増え続けるぶん、「情報と戦略を持てる家庭」と「何となく流されている家庭」の差が広がりやすい構造になっています。偏差値の数字よりも、「どんな6年間を過ごさせたいか」という軸で考えられるかどうかが、ますます大事になっています。
関西は、短期決戦の中で確実に点を取る基礎力と、新しい出題形式への準備の重要度が上がっています。実利(進学実績・学費・距離)を具体的に評価しながら、志望校を絞り込む力が求められます。
ただ、どちらの地域にお住まいでも、強い家庭に共通しているものがあります。
それは、「情報や噂に振り回されず、自分たちの軸を持って判断できる親」と、「基礎力と読解力を早くから積み上げ、変化球にも対応できる子」のセットです。
入試のトレンドが変わっても、この二つは揺らぎません。
小4・小5が"今から"備えたい3つの力
では具体的に、今から何を意識すればいいのでしょうか。
2026年入試の流れを踏まえると、小4・小5のうちに育てておきたい力は、次の3つに絞られます。
1. 学習習慣と時間の使い方
「毎日机に向かうリズムを作る」ことは、もちろん大切です。
でも、その前に見落とされがちな土台があります。それが、本を読む習慣です。
パワー読解では、「インプット量が少ないと、いくら問題を解いても力はつかない」という考え方を大切にしています。問題演習の前に、まず読む量を増やすことが、すべての学習効率を底上げします。

宿題をこなすだけでなく、毎日少しでも本を読む時間を生活の中に組み込む。これが「机に向かうリズム」の、最も強固な土台になります。
2. 読解力・言語化力
2026年の入試で、記述型・思考力型の問題が増えたことはすでに触れました。
こうした問題に対応するには、「読んで・考えて・自分の言葉で説明する」力が不可欠です。
パワー読解が大切にしているのは、「早く読む」×「深く読む」の両輪です。速く読む力と、内容をしっかり理解する力は、どちらか一方では足りません。両方を同時に鍛えることで、はじめて本物の読解力が育ちます。
家庭でシンプルにできることがあります。本を読んだあと、「どんな話だった?」と口で話させてみる。あるいは3行でノートに書かせてみる。この「アウトプット訓練」を習慣にするだけで、読解力と言語化力は着実に伸びていきます。
読解力は国語だけの話ではありません。算数の文章題を正確に読み取る力も、理科の実験問題で問われる論述力も、すべてつながっています。
3. 志望校観(偏差値以外のものさし)
「この偏差値だからこの学校」という選び方は、もう通用しにくくなっています。
2026年に顕著だったように、偏差値と実際の人気・難易度のズレは広がる一方です。
大事なのは、「なぜその学校がいいの?」「6年間、どんな場所で育ってほしい?」を親子でじっくり話し合う習慣です。
実はこの習慣、読解力・記述力とも深くつながっています。
「なぜそう思う?」「もう少し詳しく話してみて」と問いかけ、子どもが自分の考えを言葉にする練習を重ねること。これが、記述問題で得点できる「考える力」の土台になります。
志望校選びの会話が、そのまま入試対策になる。そんな一石二鳥の習慣を、今から始めてみてください。
2026年入試が教えてくれたのは、「準備の質」と「軸の明確さ」が、これまで以上に問われる時代になったということです。
情報に振り回されず、お子さんにとって何が大切かを家族で話し合いながら、着実に力をつけていく。
それが、どんな入試変化にも対応できる「最強の準備」です。
\ 次のセクションでは /
「読解力をどう育てるか」を、パワー読解のメソッドを交えながら、もう一歩具体的にお伝えします。
「本を読ませているのに、なぜか成績に結びつかない」と感じているご家庭に、特に読んでほしい内容です。
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大手進学塾に通っている(またはこれから通う予定の)新小3〜小6で、国語だけが不安なお子さま向けに「中学受験国語・速読診断(オンライン可)」を行っています。
テストや模試を拝見しながら、
・今どの部分の読み方でつまずいているのか
・どのくらいの期間で、どのレベルまで伸ばせる可能性があるのか
を具体的にお伝えします。
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