東京・大阪の中学受験国語専門塾
パワー読解®東京/大阪
今津です。東京・新宿(代々木)教室で書いています。
先日、新宿の紀伊国屋書店本店の受験参考書のエリアで、新しく発行されたばかりの2027年版中学受験案内(晶文社さんのはもう出てます)にくっついている偏差値表を見て、ため息をついているお母さまらしき女性を見かけました。今回は、そういう保護者さまにお読みいただくべき内容にしてみます。
第1章 偏差値一覧表を開くたびに、胸が痛くなるあなたへ
夜、子どもが寝たあと。
スマホで四谷大塚の偏差値一覧を開いて、ため息をついたことはありませんか。
上から順番に目が流れて、気づけばいつも「60ライン」の学校名のあたりで止まってしまう。「女子学院」「豊島岡」「灘」「甲陽」
――名前だけ見ていると、なんだか別の星の話のような気がしてくる。
そして、ページを閉じる前に必ずする確認。
「うちの子は……今、何台だっけ」
四谷大塚の合不合判定テスト、首都圏模試、浜学園の公開学力テスト、日能研のテスト。どの偏差値表を開いても、目は自然と「今のわが子の位置」と「60ライン」の間の距離を測ってしまう。
その距離が縮まらないまま、また1ヶ月が過ぎていく。
塾のロビーに貼られた一覧表の前に立ったとき、他のお母さんの視線が気になったことはないでしょうか。「この人はどのあたりを見ているんだろう」と思いながら、自分はそっと40台あたりに目をやる。
落ち込むのは、当然のことです。
あなたの心が弱いわけではないし、お子さんへの愛情が強すぎるわけでもない。ただ、数字というものは残酷で、並べて見せられると序列がはっきりしすぎてしまう。偏差値表というのは、そういう設計になっているのです。
この記事は、偏差値40台のお子さんをお持ちで、模試のたびに表と照らし合わせては「また届かなかった」と胸が痛くなるお母さんに向けて書いています。
「どうすれば60に届くか」という魔法の話はしません。
ただ、今の停滞が「なぜ起きているのか」「何から手をつければいいのか」を、現場で子どもたちと向き合ってきた立場から、できるだけ正直にお伝えしたいと思います。
第2章 偏差値が動かない本当の理由は、「計算」でも「暗記」でもない
「算数の計算は早いのに、文章題になると途端に点が取れない」
「社会の用語は覚えているのに、記述問題になると白紙に近い」
「国語は読んでいるはずなのに、なぜか選択肢を2つに絞ってから必ずはずす」
この話をすると、「うちの子もそうです!」と言うお母さんが非常に多い。
これらに共通している原因は、「集中力がない」でも「やる気がない」でもありません。
"読んで理解する力"が、そもそも育っていないことがほとんどです。
わかりやすく整理すると、学力には「層」があります。
【上層】 各教科の解法・知識・テクニック
【中間】 設問の意図をつかむ力・要約力・論理的思考
【最下層】 語彙・文法・文脈を把握する力(=読解の基礎体力)
塾でやっているのは、主に「上層」の積み上げです。算数の解法、社会の地名・年号、理科の実験知識。これ自体は必要なことです。
ところが、「最下層」が弱いままだと、どれだけ上に知識を積んでも崩れていく。
算数で言えば、問題文の「条件」を読み落として式を立て間違える。国語で言えば、設問が「筆者が言いたいこと」を聞いているのか「主人公の気持ち」を聞いているのかを取り違える。理社で言えば、グラフ問題の「問われていること」がつかめないまま知っている用語を並べて書いてしまう。
これらはすべて、「読解の基礎体力」の問題です。解法や知識の問題ではない。
偏差値40台で頭打ちになっているお子さんは、頭が悪いわけでも、努力していないわけでもない。ただ、"読解の土台"がまだつくられていないだけのことが、非常に多いのです。
これは責めるべき話ではありません。「気づけなかった」だけで、気づいた今から積み上げることは十分できます。
第3章 「読解力がないまま頑張る」と、どんな悪循環にハマるのか
読解の土台が育っていないまま、問題量だけを増やすとどうなるか。
時間だけかかって、点が上がらない。
それだけでは終わりません。悪循環がはじまります。
ミスをする→直しをする→また同じところでつまずく。なぜなら、ミスの原因(問題文の読み取り方)が変わっていないから。解法を覚え直しても、読み方が変わらなければ同じ間違いが繰り返されます。
子どもの側からすると、こうなります。
「こんなに問題を解いているのに、なんで偏差値が上がらないんだろう」
自分なりに頑張っているのに結果が出ない。その経験が積み重なると、自尊心がじわじわ削れていきます。
親御さんの側からすると、こうなります。
「このままでは間に合わない。もっと演習量を増やさなければ」
そして、さらに問題集を買い、塾の授業を追加する。
子どもは「問題を解く時間」が「怒られる時間・責められる時間」として記憶されていく。気づいたときには、勉強そのものを嫌いになっている――というケースを、私はこれまでに何度も見てきました。
一言で言えば、こういうことです。
読解力が育っていないまま、量とスピードで押し切ろうとするのは、足腰を鍛えないままフルマラソンを走らせるようなものです。
体が悲鳴を上げるのは当然で、走れないのは根性が足りないからではない。
今必要なのは、「もっと走ること」ではなく、「まず足腰を鍛えること」です。
第4章 偏差値表をいったん閉じて、「読む力」の診断をしてみましょう
では、何から始めればいいのか。
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大手進学塾に通っている(またはこれから通う予定の)新小3〜小6で、国語だけが不安なお子さま向けに「中学受験国語・速読診断(オンライン可)」を行っています。
テストや模試を拝見しながら、
・今どの部分の読み方でつまずいているのか
・どのくらいの期間で、どのレベルまで伸ばせる可能性があるのか
を具体的にお伝えします。
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