【中学受験】過保護・過干渉とそうでない場合の線引きとは? | 中学受験国語を爆上げする教室「パワー読解 パワー速読」Ⓡ

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今津です。

新宿で書いています。



中学受験では勉強などのタスク管理は必須です。

でも、あまり隅から隅までガチガチにやり過ぎるとよくないことは、みなさまもおわかりでしょう。

過保護になるのもよくありませんし、そもそもどこまでが適切な管理でどこからが過保護なのか、その線引きも難しいです。

今回は適切な管理・手助けと過保護の区別について考えてまいります。



【小学生に管理は不可能?】

一番良いのは、お子さま自らがすべてを自己完結で管理したり、うまくいかなかったことを自分でチェックして改善していくことです。

高学年になると、不完全ながらもそのようなことをだんだんとできるようになるお子さまもいます。

ところが、そんな状況とはほど遠いお子さまの場合、困りますよね。

その場合、どうすればよいのか。

一番やってはいけないのは、保護者さまがすべてについて口出しすることです。

「これ、やった?まだしてないの?ダメじゃない」

このようなことを日頃おっしゃっている方は、少し考えたほうがいいかもしれません。

また、矢継ぎ早に思いついたことを次から次へと言う保護者さまも、少しお考えになったほうがいいかもしれません。

例えば、

「これやった?早くしなさい!」

(指摘されたことを渋々やろうとお子さまがしているところに)

「そういえば、これは?まだでしょ?」

(指示が2つになったためにお子さまが混乱しはじめている)

「あ!それはそうと、これもまだじゃない?」

(お子さまは何から手をつければいいのかわからなくなって固まる)

「早くしなさい!」

思いついたことを次から次へと指摘していませんか?

一見、よく気がついているとか、頭の回転が速いとか思われがちですが、少し違います。

本当に頭の回転の速い方は、気づいたことをいったん頭の中でプールしておき、お子さまが1つ片づけてから順番に指示を出していきます。しかも優先順位をつけて。

ですので、もしそうだったとしたら、ぜひ「頭の良い保護者さま」にこの際変身してみましょう。

そうすれば、あなたのお子さまも少しずつ自己管理ができるようになります。



【指摘するのではなく、気づかせる】

では、どうすればいいのかについて、ワタクシからは2つご提案差し上げたいと思います。


1つめはお子さまが得意なことから「任せてしまう」ことです。

例えば、早起きが得意なお子さまだったとします。

その場合、いちいち言われなくとも時間になったら起床しますよね。

当たり前だと思われているかもしれませんが、そこをいちいち「明日早いから、早く寝なさい!」だとか「明日はちゃんと起きれるの?」とか、いちいち言う保護者さまがいらっしゃいます。

意味がないどころか、お子さまからしたら「うるさいなあ」とマイナスの感情しか湧きません。

その場合は、あえてほおっておけばいいのです。

お子さまのことですから、稀にミスって寝坊するかもしれません。

寝坊したらしたで、時間に間に合うように親としてフォローしてあげればいいのです。

それをいちいち咎めなくとも、お子さまはわかっています。ミスったってことに。

余計な一言を言う必要はありません。

むしろ、黙ってフォローを入れてくれた親にありがたみを感じているはずです。そして、同じことを繰り返さないよう気をつけるようになるでしょう。

2つめは、「これやった?」的なチェックではなく、お子さまが「あ!そういえば、まだやってない!」と自分から気づかせるやり取りをすることです。

例えば、遠くの会場に模試を受けに行くため、明日の朝早く起きないといけないとします。

親としては、明日模試があることや、その会場がかなり遠くでいつもより1時間程度早く起きる必要があることをすでに把握していたとします。

それでも、あまり気づいていないふりをして少しずつ質問していくのです。

親「明日って、模試だったっけ?」

子「そうだけど、それが?」

親「会場、どこだったっけ?」

子「ええと、知らない」

親「ちょっと確認してもらっていい?」

子「●●」

親「電車でどのくらいかかるの?」

子「知らない」

親「ちょっと調べて」

子「1時間ちょっと」

親「試験時間ってスタート何時だったっけ?」

このようなやり取りをやっているうちに、お子さまは「ということは明日は1時間くらいいつもより早起きしないといけない」ということに自然と気づいてきます。

どのくらいのタイミングで気づくかは、お子さまの性格や特性によりますから一概に言えません。

ですが、大事なことは、気づかせて自分で決めて行動させる点です。

そうすることにより、親子の絆ができます。

頭ごなし指摘・指示し続けていると、二次反抗期に差し掛かったときにかなり苦労することにもなります。

 

 

※この記事をYouTube動画でも配信しています。みなさまラジオのようにお聴きになっていらっしゃいます。よろしければどうぞ。

 

 

 

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