他人事ではない子どもの「ゲーム・ネット依存症」と防止策とは? | 中学受験国語を爆上げする教室「パワー読解 パワー速読」Ⓡ

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今津です。

新宿で書いています。



朝日新聞の配信でおもしろい記事があったので取り上げてみたいと思います。

「ゲームの取り上げはなぜ逆効果?」

オンラインゲームやSNSに依存して、他のこと、特に勉強に悪影響を及ぼしているケースが少なからずあると思われます。

ワタクシはゲームをしませんがSNSはやっています。

まさに、この文章はSNSにのっけているわけです。

ある意味ワタクシもSNSに「依存」しているわけですが、それはみなさまにワタクシの存在を知ってもらおうと「頼っている」という意味で依存しているということで、決して中毒のようになっているという意味ではありません。

朝日には「ネット依存」とか「ゲーム障害」という表現をしています。

以下、朝日新聞の記事を取り上げながら書いてまいります。

国立病院機構「さいがた医療センター」院長の佐久間先生によると、「ゲーム障害」とは、


1)ゲームやネットの頻度と時間を本人がコントロールできない

2)学校生活などほかの活動よりも優先してしまう

3)学業不振や健康を損ねるなど悪影響が出ても続けてしまう


という状態だということです。

そのことにより、食欲不振やイライラ、昼夜逆転による不登校といった状態に陥るということです。

なぜそんな状態になってしまうのか。

まず、低年齢の頃からネットやゲームをしていることや、好きな時にできるなどアクセスがしやすかったり、友達がみんなやっているといった環境があると依存に陥りやすいということです。

そこからゲームにのめりこんでしまい、勉強や人間関係などの社会生活への影響が出始めます。

そうなった自分の状況から目を背けようとして、ますますネットやゲームにのめりこみ、それ以外への物事の興味が失われていくのです。

適度に楽しむのはまったく問題ないのですが、日常生活に支障をきたすほどとなると、これは依存症といえます。

どうしてそのようにのめりこんでしまうのか。

その背景の一つとして、発達障害のケースもあるようです。

ADHDや自閉症のお子さまには、ある特定の物事にこだわる特性をお持ちの人も多いです。

好きなことや興味を持ったことに対して、とことん突き進んでいくタイプがいらっしゃるのです。

ネットやゲームに興味が向けられた場合、依存してしまうこともあるようです。

また、朝起きるのが苦手な傾向にある場合、不登校につながることもあり、その結果空いた時間にネットやゲームに向かいやすいということもあります。

どのお子さまであっても学校へ行かないというのはいい気持ちであるとはいえません。

良くないことだと誰しもが認識します。

その苦痛の回避を行うために、依存してしまうこともあります。

その状態でネットやゲームを取り上げても意味がありません。

現実世界の苦しみがなくならない限りは、また依存してしまうからです。

楽しいからやるのではなく、苦しみから逃れるためにやるのです。

その状態でゲームやネットを取り上げてしまうと、家族に暴力をふるって取り戻そうとしたり、最悪の場合は自らの命を絶ってしまいかねません。

ですので、もしもそのような状態になってしまった場合は、ゲームをすることで命が守られているかもしれない、暴力に走らずに済んでいるのかもしれない、と考えてほしいと佐久間先生はおっしゃっています。

では、ここまで依存が進んだ場合、どうすればいいのか。

依存症の状態になってしまったら、専門医の指導を仰いだほうが当然よいわけです。

佐久間先生が行っていることは次のことです。

まず、安心感を与えること。

本人の自尊感情を高め、現実の楽しさを知ってもらうことです。

医師による面接を基本としつつ、希望者には仲間やスタッフと一緒に遊ぶ集団プログラムを受けてもらいます。

良好な関係を作った上で、運動したり、キャンプをしたり、料理をしたりもします。そして、一緒にご飯を食べます。

ゲームやネットを取り上げようとするのではなく、まずはたわいのない雑談をしたり、一緒に食事をしたりして、家族のあたたかさを取り戻すことが重要、と佐久間先生は言います。

そうすると、家庭が子どもにとって安心する場となり、ネット依存からの回復を促します。

普段からそのような雰囲気を心掛けていれば、依存症の防止につながります。

ただ単にゲームやネットを取り上げるのでもなく、しかりつけるわけでもありません。

そのことを認識し、普段から心掛けさえすれば、依存症になることもないということです。
 

 

 

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