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パワー読解新宿・大阪国語
今津です。大阪・十三で書いています。
「自分で考え、自ら行動できる人」に我が子が育ってほしいと、どなたもお考えだと思います。
では、どうすればそうなるのか。
こうなると、何をすればいいのかがよくわからなかったりしますよね。
我々保護者ができることはやるけど、可能ならば学校や塾なんかでやってくれればそれに越したことはない。
きっとそうお考えだと思いますw
そのことについて、プレジデントオンラインの6月5日付配信記事に掲載されていました。
そこでお話しなさっているのが、あの豊島岡女子学園中学校・高等学校校長の竹鼻志乃先生です。
記事をそのまま掲載するとフツーに怒られますので、それを参考にしながらワタクシの考えも織り交ぜつつ書いてまいります。
(元ネタはプレジデントオンラインの記事をお読みください)
小学生にとって自分で考え、行動するとはどういうことか。
家庭内でできることといえば、お手伝いとなります。
保護者のみなさまが「これをやりなさい」と指示すると、自らが考えるということがなくなってしまいますのであまり意味がありません。
そうではなく、家族の一員として自分は何ができるのかを考えてもらい、それを実行してもらうことです。
仮にお子さまが「私・僕はこれをする」と言ったことが保護者のみなさまの意に沿わないことだったとしても、その考えを修正させないでください。
そこが大事です。
もし、「私・僕はこれをする」があまり役立たなかったことだっとしたら、そのことにだんだん気づいてくることになります。
そこで、また考えるようになります。
自分の考えと、周囲の人たちとの考え方の違いに気づくことになります。
自分の考えは考えとして大事にしつつも、周囲の人たちに配慮をしたり歩み寄ったりすることは、すなわち「気遣いのできる人」になることができます。
竹鼻校長先生によると、豊島岡学園の生徒の場合においても、友人や先輩・後輩から慕われる生徒を見てみると、ほぼ例外なく気遣いができる生徒であるとのことです。
気遣いはある日突然できるようになるというものではありません。
日々の行動を通して、相手の立場に立って物事を考える習慣を身につけることです。
誰かから言われたことだけをひたすら行う日々では、気遣いのできる人になることは難しいでしょう。
自分で考えて取り組むことがまず大切です。
それを養うのにいいのは、竹鼻校長先生の話によると日々のお手伝いということだそうです。
例えば、お風呂掃除。
お風呂掃除自体は、お風呂に入る時間を除けば一日のどこで行っても問題が起こりません。
すなわち、塾で忙しいみなさまのお子さまに合っているといえます。
どのようにすれば効率よくお風呂掃除ができるかなど、考える要素はたくさんあります。
また、適当に掃除をしてしまっていると、カビが生えるかもしれません。
ただ単にカビが生えて嫌だなあで済ませるのではなく、どのような条件が揃うとカビが生えやすいのかなどを調べたりすると、自由研究にすることだってできます。
このように、自分で考えて行動をしたり、相手の立場でものごとを考えたり、気遣ったりできるようになるにはどのようなことに心掛ければいいのでしょうか。
竹鼻校長先生の話によると、日頃、親御さんがどんな姿をお子さまに見せているかということです。
家族同士でいたわり合うのはもちろんですが、例えば道を歩いているときに困っている人をみかけたらすぐに手助けしてあげる姿を見ていれば、お子さまも自然とそういった気遣いをできるようになります。
先が見えない時代ですが、先が見通せないというのは逆に言うと、多様な可能性に秘めているということでもあります。
小学生の間ではっきりとした将来の夢を持っているお子さまはそれほどいません。
いろんなものに興味を持ってワクワクしていると、その中から「好き」を見つけて追いかけていくことになるかもしれません。
それが中高生になったときに夢のタネになる、と竹鼻先生はお話なさっています。
ああしなさい!これしないとダメ!というのではなく、お子さまがいろんなワクワクを楽しんでいる姿を、ぜひ見守ってあげてください。
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