こんにちは。
東京 大阪 名古屋の中学受験国語塾
パワー読解 パワー速読®
今津です。
大阪・十三で書いています。
春休みですね。
教室は朝からたくさんお越しです。
指導の合い間に記事をチラチラ見ているのですが、読売オンラインの3月22日付記事で巣鴨中・高校の取り組みが取り上げられていました。
「高校生が東京医科大で手術見学、模擬診察も」という題がついています。
(ここから)
巣鴨中学校・高等学校(東京都豊島区)の高1・2年生12人はこのほど、東京医科大学病院で手術見学と診療体験を行いました。生徒たちは手術着に着替え、実際の手術の様子を間近で見学しました。その後、縫合、気管挿管、診察を模擬体験しました。同校と同大は高大連携協定を結んでおり、今回の医療体験は連携イベントの一環として行われました。
(ここまで)
おそらく、巣鴨中の3月14日付の公式ホームページの記事をそのまま丸パクリwしたものを新聞記事にしたようです。
ただ単に勉強ができるから医学部医学科に進学してもらうようなことは、正直なところ避けてもらいたいですよね。
だって、実際に診察してもらったり手術してもらう医師がそんな感じだとイヤじゃないですか。
専門知識を常に習得し続けなければいけない商売ですから、医師なのに勉強嫌いというのは当然困るのですが、だからといって勉強「しか」できない人も困ります。
このように、本当に自分は医師に向いているのかを、体験を通じてきちんと考えてもらう機会というのは大切です。
巣鴨のような体験を行える学校について、ワタクシが知っている限りではありますが、あと2つご紹介いたします。
【四天王寺中・高校】
大阪市天王寺区にある女子校で、医学部医学科へ毎年多数輩出する学校として有名ですよね。
実際に、この学校には「医志コース」が存在しており、その一期生が挑んだ2020年度入試では医学部合格者が大幅に増えました。
医志コースの定員は35名で、そのうち10名が20年度入試において京大など国公立大医学科に合格しています。
中3で京都大学医学部、高1で大阪公立大医学部、高2で大阪大学医学部へそれぞれ見学と体験に行きます。
また、医師の講演会を年数回、医療系のキャリア講座を年に10回程度開催しています。
理系に強い学校ですから、それぞれの大学の医学部に行くとほぼ確実にOGが存在しているのも強みです。
お子さまにとって、センセーの話よりもOGの話のほうがめっちゃ心に残っていることが多いです。
【近畿大学付属中・高校】
大阪府東大阪市にある学校です。敷地の隣には近畿大学があります。
大学に医学部が存在しているのが強みで、実際に高校からの推薦枠が存在しています。
また、医学部付属病院も大阪と奈良にあります。
大学生が実際に学ぶ演習室を利用して、人体の構造について学習する機会があります。
また、臨床場面を想定したシミュレーターが揃っている実習室で演習を行ったり、付属病院で実際に入院患者さんと同じ昼食を食べながら管理栄養士から食事の大切さや食事を通して心のケアの実践について話を聞いたりします。
…ということで、頭でっかちで何となく医学部医学科を目指すのではなく、命を預かる仕事として自分が医師になるにふさわしいかどうかを中高の6年間でしっかり考えさせるというのは、とても重要なんじゃないかなと思います。
【お知らせ】
ワタクシ、新宿と大阪・十三を行ったり来たりしております。が、月に1度、名古屋の教室にも顔を出して指導をすることにしました。
次は4月6日(土)午後6時に名古屋池下におります。
ぜひお越しください。
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