中学受験国語を爆上げする教室「パワー読解」Ⓡ東京/大阪

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「パワー読解」Ⓡ
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国語偏差値15アップ20以上アップが続々と!

― 兵庫は共学化、首都圏は募集停止。学校選びは「偏差値」から「進行方向」へ ―

 

東京・大阪の中学受験国語専門塾

 

パワー読解®東京/大阪

 

 

 

 

今津です。東京・新宿(代々木)教室で書いています。

 

はじめに ― あなたの志望校リストは、いつの「正解」ですか

中学受験の保護者の方から、こんな相談をよく受けます。

「上の子のときに集めた学校情報があるので、それを使い回すつもりです」
「先輩ママから聞いた“いい学校”をリストにしてあります」

気持ちはよく分かります。学校選びは情報戦で、一度調べた財産は使いたい。けれど、ここではっきりお伝えしておきたいことがあります。

 

その情報は、もう古くなり始めているかもしれません。

 

しかも、ここで言う「古くなる」は、偏差値が2〜3動いた、という話ではありません。
学校そのものの“形”が変わってしまう、という話です。男子校が共学になる。女子校が校名ごと変わる。高校から入れた学校が、中学からしか入れなくなる。そして――学校そのものが、募集を止めてしまう。

 

これらは「いつか起こるかもしれない話」ではありません。この2〜3年で、現実にすでに起きていることです。

私はふだん、首都圏と関西の両方で中学受験の指導をしています。だからこそ、東西で同時に進んでいる学校の地殻変動が、はっきり見えます。そして断言できます。

 

「いまの偏差値」「いまの校風」「いまの実績」だけで志望校を選ぶやり方は、これからの数年で確実に通用しなくなります。

なぜそう言い切れるのか。兵庫と首都圏で、いま何が起きているのか。そして保護者は、何を見て学校を選び直せばいいのか。この記事で、その「新しい学校の見方」を一つずつ解きほぐしていきます。

 

※本記事で取り上げる各校の動きは、報道および学校公表資料、各模試の偏差値情報をもとにしています。偏差値は模試・年度・日程により変動します。最終的な志望校判断は、必ず各校の最新の公式情報でご確認ください。

なぜ「いまの常識」が通用しなくなるのか

結論から言います。
いま学校で起きている変化の根っこには、たった一つの現実があります。

 

少子化のなかで、私学が「どうやって生き残るか」を本気で考え始めた。

 

これだけです。けれど、この一点が、学校選びのルールを根底から書き換えています。

生き残るための手段は、地域によって正反対の形を取ります。

 

 


兵庫では「共学化して間口を広げる」。首都圏では「募集を絞って輪郭をはっきりさせる」。一見すると真逆ですが、どちらも「いまの形のままでは続けられない」という同じ危機感から出ている。だから、学校を“いまの姿のスナップショット”で見ていると、数年後に足元をすくわれます。

ここから、その具体的な現場を、東西それぞれ見ていきましょう。

兵庫で何が起きているのか ― 共学化は「流れ」ではなく「波」

兵庫では、2024年以降、共学化が一つの「流れ」ではなく、はっきりとした「波」になっています。

  • 2024年度入試:滝川中学校が男子校から共学化(神戸市須磨区)

  • 2025年度:親和中学校が女子校から共学へ(神戸市灘区)。神戸山手女子中学校は共学化と同時に「神戸山手グローバル中学校」へ校名変更(神戸市中央区)

  • 2026年度:園田学園中学校・高等学校が中高とも共学化(尼崎市)。松蔭中学校・高等学校も一部コースを共学化(神戸市灘区)

  • 2028年度(予定):姫路の男子進学校・淳心学院中学・高校も女子生徒を受け入れ、共学化する方針が報じられている(姫路市)

この流れは、単に「女子校や男子校が減っている」という話ではありません。むしろ、学校が自分たちの市場を広げ直している動き、と見たほうが実態に近いと思います。

兵庫はもともと別学校の比率が高い地域です。私立中36校のうち20校が単性校だった時期もあったとされます。だからこそ、共学化は単なる校風の変更ではなく、「受験対象者を倍近くに広げる」という意味を持ちやすい。ここが、兵庫の動きを読むうえでの一つの鍵になります。

園田学園が示しているもの ― 「学園まるごと」の方向転換

園田学園中学校・高等学校
立地:兵庫県尼崎市南塚口町(阪急神戸線「塚口」駅から徒歩6〜8分ほど)
偏差値帯:中堅下位ゾーン(模試により30台後半〜)。共学化と同時に新3コース制(アドバンス/キャリアデザイン/フロンティア)を導入

 

 

園田学園中学校・高等学校は、2026年度入学生から男女共学化することを公表しました。

 

ここで大事なのは、中高だけが単独で変わるのではない、という点です。園田学園大学も2025年以降、段階的に共学化を進めており、学園全体として「女子教育機関」から「地域に開かれた共学学園」へ転換しようとしています。

これは、学校選びのうえでかなり重要なサインです。

 

なぜなら、共学化が単なる入試広報上のテコ入れではなく、法人全体の方向転換である可能性が高いからです。こういう学校は、大学との接続、ブランドの打ち出し方、コース設計まで、一体となって変わっていく可能性が高い。「今年だけ間口を広げた」というのとは、意味合いがまったく違います。

 

阪急沿線というアクセスのよさと、中堅ゾーンという入りやすさを持つ学校が、学園ぐるみで生まれ変わろうとしている。ここをどう評価するかは、ご家庭の方針次第ですが、「数年前のイメージのまま」で語るのは、もう危険です。

松蔭が示しているもの ― 「全面共学」ではない、ということ

松蔭中学校・高等学校
立地:兵庫県神戸市灘区(六甲山麓の文教エリア)
偏差値帯:中堅女子ゾーン。2026年度はGSコースを中心とした「部分的」共学化

 

 

松蔭中学校・高等学校の動きは、また少し違います。

 

2026年度からGSコースを中心に共学化し、同時に男子制服の導入や、女子のスラックス選択制を始めました。これは「伝統女子校がいきなり全面共学になる」モデルではなく、コースを限定しながら、段階的に学校文化を変えていくモデルと見たほうがよいでしょう。

 

保護者にとっては、こういう学校をどう見るかが、いちばん難しいところです。

 

「共学化」という言葉だけを聞くと、すでに学校全体が大きく変わったように見えます。けれど実際には、共学化したのは一部コースだけ、男女比はまだ偏っている、学校文化は旧来の女子校色が濃い――ということが十分にあり得ます。

つまり、「共学化したかどうか」ではなく、「どこまで共学化したのか」「その先に何を目指しているのか」を見ないと、判断を誤ります。

淳心学院が示しているもの ― 「男子進学校だから安泰」の終わり

淳心学院中学・高等学校
立地:兵庫県姫路市本町(世界遺産・姫路城を望む文教地区。JR・山陽電鉄「姫路」駅から徒歩15分ほど)
偏差値帯:四谷大塚80偏差値で概ね46〜57前後(上位のヴェリタスコースで57前後、カリタスコースで46〜49前後)。カトリック系の男子進学校

 

 

淳心学院の共学化報道は、兵庫の流れが次の段階に入ったことを示しています。

 

これまで目立っていたのは、女子校の共学化でした。けれど淳心学院は、姫路を代表する男子進学校であり、しかもカトリック系の伝統校です。その学校が2028年度から女子受け入れへ向かうということは、「男子校だから残る」「伝統校だから別学を維持できる」という見方が、すでにかなり危うくなっていることを意味します。

 

しかも淳心学院は、賢明女子学院との教育連携を先に進めていました。文化祭の相互出演や合同での弁論大会、進路行事、学習プログラムの共有といった連携を積み重ね、学校間のつながりのなかで共学的な学びの土台をつくったうえで、正式な共学化へ進もうとしている。

 

この「連携を助走にして共学化へ向かう」という流れは、今後ほかの別学校でも起こり得るパターンだと、私は見ています。進学実績のある男子校・女子校でさえ例外ではない――これは、別学志向のご家庭ほど、重く受け止めておくべきサインです。

兵庫の共学化ラッシュから読み取れる、3つのこと

一つ目。 単性校という看板そのものでは、生徒を集めにくくなっている。もちろん、別学であることを価値として支持するご家庭は今後も一定数あります。ただ、学校側の経営判断として見ると、「男子だけ」「女子だけ」で募集するより、「共学化して間口を広げる」ほうが合理的になってきています。

 

二つ目。 共学化は、単なる男女比の変更ではなく、学校ブランドの再設計とセットで進んでいる。校名変更、コース改編、制服改革、大学の共学化との連動まで含めて動いている学校が多く、「共学化しました」という一行では、到底語り切れません。

 

三つ目。 だからこそ、保護者の学校選びも変えなければいけない。これまでは「女子校か、共学校か」という二択で考えやすかった。けれどこれからは、「全面共学か、一部コース共学か」「学園全体の方向転換か、単年度のテコ入れか」を見分ける必要があります。ここを読み違えると、入学後の学校文化や男女比、進路設計のイメージが、大きくずれてしまいます。

 

首都圏では何が起きているのか ― こちらは「絞る」改革

これに対して首都圏では、兵庫のような共学化ラッシュよりも、募集停止や中高一貫化の進行のほうが、大きな構造変化として見えてきます。

東京都の2026年度私立中学校入学者選抜実施要項では、成女学園中学校と、東邦音楽大学附属東邦中学校が、募集停止校として明記されました。

この二校は背景が異なります。けれどどちらも、「学校を今の形のまま維持しない」という判断が、表に出た例だと言えます。

成女学園中学校の募集停止

成女学園中学校
立地:東京都新宿区富久町(地下鉄「新宿御苑前」エリア)。歴史ある小規模女子校

 

 

成女学園中学校は、東京都の要項上、2026年度の募集停止校とされています。

 

公式資料から読み取れる範囲では、まず「中学校の募集を止める」という事実そのものが重要です。ここからは、小規模校が中学募集を維持し続けることの難しさがうかがえます。

 

首都圏は、学校数そのものは多い。けれど、その分だけ競争も激しい。そのなかで、中学募集という入口を維持し続けるだけの規模や特色があるかどうかが、いま問われている、ということです。

東邦音楽大附属東邦の募集停止

東邦音楽大学附属東邦中学校・高等学校
立地:東京都文京区大塚 → 学園全体を埼玉・川越キャンパスへ集約。文京キャンパスは2027年3月末に閉鎖予定

 

 

東邦音楽大学附属東邦中学校・高等学校の募集停止は、より分かりやすく「法人全体の再編」と結びついています。

2025年度から中高とも募集停止となり、学園全体を川越キャンパスへ集約する方針のなかで、文京キャンパスは2027年3月末に閉鎖予定とされました。

 

つまりこのケースでは、学校単体の人気・不人気だけでなく、大学・短大・大学院を含む学園全体の拠点戦略が、中高の存続形態を直接決めています。

 

ここから分かるのは、保護者が「中学・高校だけ」を見ていては不十分だ、ということです。とくに附属校や系列校では、法人本体の将来計画が、学校の形そのものを変えてしまうことがあります。

高校募集停止という、もう一つの動き

東京農業大学第一高等学校中等部
立地:東京都世田谷区桜(小田急線「経堂」駅ほか)
偏差値帯:四谷大塚80偏差値で概ね60〜64台の人気共学進学校。2025年春から高校募集を停止し、完全中高一貫校へ

 

 

首都圏ではもう一つ、高校募集停止によって中高完全一貫へ移る動きも続いています。

 

東京農業大学第一高校は、2025年春から高校募集を停止し、中学のみの募集へ移行しました。ここで誤解してはいけないのは、これは学校が弱くなったからではない、という点です。むしろ偏差値60台の人気校が、「教育の軸を中学入学時点に一本化する」という攻めの戦略として選んだ動き、と見たほうが正確です。

 

この流れは、高校受験を考えるご家庭にとっては、非常に大きい。かつて高校から入れた人気校が、数年のうちに中学受験専用校へ変わっていく可能性があるからです。

 

首都圏は学校数が多いぶん、見落としやすい。けれど、「高校から入れる私立は、今後も同じように残る」とは、考えないほうがよいと思います。

首都圏の募集停止・一貫化から読み取れること

首都圏の動きから読み取れるのは、募集対象を広げるより、教育資源を集中させて、学校の輪郭をはっきりさせようとする方向です。

 

共学化によって入口を広げる兵庫とは対照的に、首都圏では「中学からだけ取る」「中高を閉じる」「キャンパスを集約する」といった形で、入口や拠点を絞る学校が目立ちます。

 

もちろん、すべての首都圏私学が縮小しているわけではありません。ただ、再編の「形」としては、「広げる改革」より「絞る改革」のほうが見えやすい、ということです。

そしてその判断は、学校単独ではなく、法人全体の経営、キャンパス維持コスト、大学との接続、中高一貫教育の方針といった、より大きな文脈のなかで下されることが増えています。

兵庫と首都圏を並べると、何が見えるか

ここまでを一言でまとめると、こうなります。

  • 兵庫:共学化で入口を「広げる」再編

  • 首都圏:募集停止や一貫化で入口を「絞る」再編

どちらも、少子化と私学経営の現実に対応する動きです。手段が真逆なだけで、「学校が自分たちの生き残り方を再定義している」という点では、まったく共通しています。

この違いは、保護者が学校説明会でどこを見るか、にも直結します。

  • 兵庫の共学化校を見るなら――「本当に学校文化が変わるのか」「共学化の対象はどこまでか」「学園全体の方針なのか」

  • 首都圏の募集停止・一貫化の流れを見るなら――「この学校は今後もどの入口を残すのか」「法人全体の将来計画はどうなっているのか」

つまり、これからの学校選びで必要なのは、いわば「学校の現在地」ではなく、「学校の進行方向」を読む力です。

 

ここまでで、「学校は静止画では捉えきれないスピードで動いている」という、これからの学校選びの大前提をお伝えしました。

では、実際に説明会やパンフレットの前に立ったとき、何を、どの順番で、どう確認すれば、この“進行方向”を読み解けるのか。

ここから先は、私が指導の現場で実際に保護者にお渡ししている、

  • 共学化する学校を見極める「3つのチェックポイント」

  • 募集停止・一貫化のリスクを事前に察知する「3つの確認手順」

  • そして、わが子の6年間を守るための「志望校リスト点検フロー」

を、具体的な“見るべき場所”まで落とし込んでお伝えします。

 

保護者は、何を見ればいいのか(実践編)

ここからは、いよいよ実践です。「進行方向を読む」と言っても、抽象論では使えません。説明会やパンフレットの、どこを、どんな目で見ればいいのか。具体的に整理します。

 

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大手進学塾に通っている(またはこれから通う予定の)新小3〜小6で、国語だけが不安なお子さま向けに「中学受験国語・速読診断(オンライン可)」を行っています。

テストや模試を拝見しながら、

・今どの部分の読み方でつまずいているのか
・どのくらいの期間で、どのレベルまで伸ばせる可能性があるのか

を具体的にお伝えします。

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