手に聞くという比喩表現 | コラム「快整体術」

コラム「快整体術」

講座内容に関するお話をご紹介します

 授業の際、いつもお話ししていることですが、結果を出すというのは施術時のテクニックだけでなく、正しい情報収集が前提になります。そして、その上で適切な技を選択と、適正な加減で施術することが必要になります。

 

 広義の技術としては、情報収集の方法もその範疇に入りますが、ここではあえて分けて考え、施術前に行なうことの大切さをテーマにしたいと思います。

 

歪んだ身体

 

 そこでタイトルに沿った内容でのお話しに入りますが、施術前の情報収集には問診と触診がありますが、「手に聞く、」という表現の場合、後者の場合を意味します。

 

 こういう表現をする場合は、受講生の方から安易な質問をされた時によくあります。

 

 実技の課程では、整体院でよく見かける腰痛や肩コリといった代表的なケースからスタートすることになりますが、基礎課程で施術までのプロセスを何度も繰り返し説いているにもかかわらず、安直に施術内容について尋ねてきます

 

 授業のプログラムでは、一般的な施術手順についてはテキストに示してありますが、たとえ授業中のことであっても、モデル役の人独特の条件が存在するわけで、そのことを念頭に行なわなければ効果的なものになりません

 

 問診時、教室的事例から少しでも外れた時、「どうすれば良いですか」という質問として出てくることですが、まずモデル役の方に触れ、手からの情報を得てください、というアドバイスをします。

 

 基本的に、クライアントの方が自身の身体の歪みについて客観的に知ることはほとんどありません

 

 プロは現場でそれを触診から知ることになりますが、具体的な骨格の狂いと共に、筋肉の張り具合、そしてそのバランス等を触覚で感じます

 

 そこから施術がスタートするわけですが、手でクライアントの方の状態を確認することが「手に聞く」ということなのです。

 

 

 

 

 

 

 ◆快整体術初級講座はWEBで学べます(スクーリングもあります)。全国どこでも、安価に学べるのが特徴です。詳細は下記をクリックしてください。

 

 快整体術初級講座の説明  

 

 ◆快整体術をきちんと学びたい方、講座内容にご興味がある方は、下記をクリックしてください。

 

 快整体術研究所

 

 ◆空手道、その他の武道・武術を学ばれている方で、活殺自在というテーマにご興味のある方は、下記をクリックしてください。

 

 活殺自在塾

 

 ◆BABジャパン様で運営されている「セラピーネットカレッジ」で快整体術の講座が開講されました。タイトルは「はじめての整体」です。「はじめて」というタイトルではありますが、プロ向けの内容です。視聴には同ネットの会員登録(有料)が必要で、他のタイトルも見放題になっています。

 

 セラピーネットカレッジ

 

 ◆「はじめての整体」のサンプル動画がユーチューブでご覧になれます。下記をクリックしてください。

 

 「はじめての整体」サンプル動画