関節の微妙な狂いを調整する | コラム「快整体術」

コラム「快整体術」

講座内容に関するお話をご紹介します

 先日の授業の時の話です。

 

 ある人がリアルな症例として、膝のことをテーマに受け役になっていました

 

 その内容としては、ある動作によって膝関節の内側が痛くなった、ということです。

 

膝関節

 

 快整体術のプログラムの最終課程の方が施術者役として行ないますが、基本に忠実に施術されました。

 

 結果、立って動く分については何の支障も感じなくなった、とおっしゃり、実際にいろいろ動いてみたけれど膝の痛みはない、ということでした。

 

 一旦は結果が出た、ということになりましたが、その方がしばらく正座をしていたら、最初ほどではないけれど、ちょっと膝の違和感が戻った、という話をされました。

 

 そこで今度は中山先生の登場です。

 

 良いモデルケースと思われたのでしょう。

 

 なかなか施術する機会を見ることができないだけに貴重な場面ですが、施術しながらその時の状態を説明しつつ、全ての人にその感触を指で感じるよう指示されました

 

 私も触れましたが、膝の内側の部分にちょっと気になる箇所があります。

 

 もちろん、それはわずかなところですから、言われなければ分からないくらいのレベルです。

 

 中山先生の手はその状態を解消すべく、微妙な動きをします。

 

 見ているだけではよく分かりませんが、その調整が終わった時点で再度触れさせてもらったら、気になる部分は消滅していました。

 

 そこまで1~2分程度です。

 

 しかし、施術はそこでは終わりませんでした。

 

 実は最初の観察・触診のところでほんのわずかな狂いを認識されており、そこでは下肢の中心軸を意識した骨格調整を施されました。

 

 ここでも調整時間はわずかです。

 

 話は前後しますが、膝関節の気になるところの調整後、全員に下肢のわずかな狂いについても確認するよう指示がありました。

 

 ここで行なわれた骨格調整というのは、この情報を基にしたものであり、これが今回の極めの部分だったのです。

 

 すべて終了したのは5分も経っていませんが、施術後、今回のことについて詳しい説明がありました。

 

 同時に、細かな狂いにも留意するという基本を改めて全員に認識してもらう良い機会になりましたが、マニュアルではなく、一人一人にきちんと向き合う快整体術の具体的な現場を改めて見ることになりました。

 

 

 

 

 

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