今週、子宮頸がんワクチンのニュースが全世界で駆け巡りました。
CNN、BBC等でも同じニュースが報道され、日本でも毎日新聞社が報道していました。
毎日新聞社のニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180509-00000028-mai-soci
より
<英民間組織>HPVワクチン「深刻な副反応の証拠なし」
◇26件の試験評価
医学論文を総合的に評価する民間非営利組織コクラン(本部・英国)は9日、子宮頸(けい)がんなどを予防するHPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンの有効性と安全性に関する評価結果を公表した。過去8年間に発表された日本や他国の26件の比較試験を評価した結果、同ワクチンによる子宮頸がんの前段階の予防効果に高い確実性が確認された一方、副反応は非接種群と同程度で「同ワクチンが深刻な副反応を起こすとの証拠は見られなかった」としている。
対象としたのは主に、日本でも承認されている「サーバリックス」と「ガーダシル」の2種類の同ワクチンの試験で、女性を2グループに分け、ワクチンと偽薬をそれぞれ接種し、有効性や安全性を比較したもの。参加者計7万3428人のうち、多くは26歳以下の女性で、観察期間は3年半~8年。25件の試験がワクチン会社から資金提供されていたが、公的資金による残り1件の試験結果と異なっておらず、評価者らは偏りのリスクは少ないと判断した。
子宮頸がんはHPVの感染者の5~10%が長い時間をかけて、がんの前段階となる異常を経て発症するとされる。評価の結果、がんの前段階の異常は接種群で有意に減少しており、ワクチンの予防効果には高い確実性があると結論づけた。一方、深刻な副反応については非接種群、接種群ともに約7%とほぼ同じだった。
評価者らは「このデータにより、ワクチンが将来的に子宮頸がんを減らすと考えられる。しかし全ての子宮頸がんを防ぐとは言えず、依然定期的な検診が重要だ」と指摘した。
◇解説 安全性など検証継続も
コクランは1992年に英国で設立された国際的非営利組織だ。特定のテーマを検証した先行研究を、中立的な第三者の目で統合し、評価することで「科学的根拠に基づく医療」の普及を目指している。その精神を尊重するため、利益相反に厳しい目を向け、営利企業などとは距離を保って運営されてきた。そのコクランがHPVワクチンを検証し、有効性と安全性に一定の評価を与えた意義は大きい。
HPVワクチンは、2013年に定期接種化されたが、接種後に健康被害の訴えが相次ぎ、同年6月に積極的勧奨が中止された。また国と製薬会社を相手に4地裁で提訴されている。健康被害を訴える人たちは国と製薬会社が示す有効性と安全性のデータに疑問の目を向ける。利害の当事者であり信頼性に欠けるというのが理由だった。
一方で今回の結果には限界もある。対象とした試験は大半が製薬会社の資金によるものだった点への、説得力に欠けるという批判は必至だ。コクランジャパンの森臨太郎代表は「個人の価値観を尊重しながら、接種を進めるに値する科学的根拠」と評価しながらも、「今後、安全性やがんの長期予防効果を検証する継続調査も必要」と指摘している。【高野聡】
以上
毎日新聞はコクランの原文があるよと教えてくれています。優しいですね。
そのサイトがこちら
http://cochranelibrary-wiley.com/doi/10.1002/14651858.CD009069.pub3/abstract
そこで、まずニュース記事から確認しますが
ニュースの見出しは
<英民間組織>HPVワクチン「深刻な副反応の証拠なし」
記事の中身の赤にした部分をご覧になって、お気づきになった方もいらっしゃいますよね?
違和感がありますよね。
↓
深刻な副反応については非接種群、接種群ともに約7%とほぼ同じだった。
記事の見出しは副反応の証拠がないと言いつつ、深刻な副反応が実は7%もあると書いているのです。
コクランでは、どうなっているの?
という事になりますよね。
今回の内容は
「HPVワクチンと、比較にする対照と言われる薬液を、同じくらいの人数の人たちに、それぞれ打つ」
というテストです。
「どちらの薬液を接種しても副反応が7%ずつあったから、子宮頸がんワクチンの副反応の証拠は無いよ」
という話。
比較に使われた薬液、完全に危険なものですよね。
100人接種したら7人が深刻な副反応にあう薬液。
HPVワクチンと別の偽薬でテストした。テストした全員の中から、7%深刻な副反応が起きてしまった。
でも、どちらを接種しても同じように7%ずつ副反応が出たから、深刻な副反応の証拠はない
比較する薬液に生理食塩水などは使わず、別のワクチンを使って比較のテストをしたようです。
(注 この比較対象とされた薬液はアルミニウム化合物アジュバント)
しかも、これらの26に及ぶテストの内、25のテストはHPVワクチンを製造する製薬会社の資金提供を受けているテスト。
そして、このコクランのレポートではHPVワクチン接種した後、1万人当たり9~22人の方が亡くなっていると報告されています。
日本では340万人がHPVワクチンを接種したとされています。
その内の7%というと、約24万人になります。
接種後、既に何年も経過していますが、実際に子宮頸がんワクチンを接種した人たちの後々の調査というものは、日本では全く行われていないのです。
接種したらもうハイ終了という事でしょうか?
子宮頸がんはHPVが原因と言われているようですが、99%の人がHPVに感染しても何も起こりません。
HPVに長い間感染した人の内、ごく少数が10年20年かけて子宮頸がんになるというのが世の中の話ですが、HPVに由来しない子宮頸がんもあり、喫煙が原因の一つとも言われているそうです。
現行のワクチンは、HPVの16,18型を予防すると言いますが、日本で16,18型のヒトパピローマウイルスだけが原因で、子宮頸がんが発生した、またはする人が、実際に何人いるのか、その数も厚労省は発表すらしていません。
詳細な情報を出していないのです。
ニュースの見出し1つで、人の感じる印象はどんどん変わりますが、これを安全と言っていいのでしょうか?
コクランはむしろ、「子宮頸がんワクチン接種後に深刻な副反応が7%発生する」とお墨付きを与えたのです。