このところ、怪しい電話が会員にかかってくる。
定期接種での被害に遭っている人だけに、大手新聞記者を名乗る方から直接電話がかかってくる。
相手はこういうのだ。
「定期接種で被害に遭っているのであれば、定期ですから、すべてにおいて責任は国にだけありますよね?」
そもそも、殆どの記者は連絡会事務局に連絡を入れて、事務局の紹介という形で取材を受けることになっている。
その旨をその記者に伝えても、一向に改善されず、次々に会員に連絡を入れてくるのだ。
その記者さんとは面識もなく、お目にかかったこともないと、会員の方は一様に言う。
にもかかわらず、その記者から携帯に直接電話がかかってきた人もいる。
どこから知ったのかが、また不可解なのだ。
知らない電話番号だったので出なかったら、ショートメールが来たという。
しかも、副反応の認定を受けたのがいつかも知っている様子で、
「いついつ認定されましたよね?」
と確認してくる。
こんな情報がわかっているのは厚労省もしくは、PMDAくらいしかない。
そこから聞き出した情報としか思えないのだ。
そして畳み掛けるように
「九月以降に子宮頸がんワクチンを再開するため、厚労省では既に調整中ですが、再開されることについてどう思いますか?」
と尋ねてきたという。
どうやら、調査も済んでいない前に、厚労省では既に再開の調整中という事らしい。
あまりにも、色々知りすぎている方のようなので、厚労省が再開を調整中というのも事実なのかもしれない。
さぁ、誰がリークしているのだろうか?
今までこのようなことを漏れ聞いたこともなかったが、ここに来て内部の人物がリークしているとしか思えないことが、このところ突然増えた。
怪しくて、薄気味悪い。
それだけではない。
副反応を診ている医師の患者さんから
「先生のところに、脅迫メールが来ているんだそうです。私たちを診て下さっているがために、心配です」
という話。
医療の闇といわず、なんというのか。