天竺と開墾 | みかりんのささやき ~子宮頸がんワクチン被害のブログ~

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私の娘が子宮頸癌予防ワクチン「サーバリックス」接種直後から熱や吐き気、痛み痺れが現れ、片手、両足が疼痛に。そのままCRPSに移行しました。
CRPSは治ったものの、今は副作用などと戦いながら少しずつ治癒に向かって邁進する日々です。

娘の入院中、メールをすると、たまに
「今日はあんまりよくない~」
みたいな返事が帰ってくることがある。
根掘り葉掘り聞くと、以前のズドーンと落ちているのと同じ状況ではなく、
かなり良い感じ・・・よりはイマイチかな・・・的な「よくない」レベルのようだ。
一日寝込むとか、頭痛がひどくて起き上がれない・・・という感じでは明らかになくなった。

むちゃくちゃ炎症がひどかった入院時。
その炎症が取れてきているのは医師も確認している。
だから、退院日も決まってきたのだろう。

長い長い闘病の日々をあちこち旅して、あちこちの治療法を模索して、立ち止まり、工夫して歩いてきた。
今の状況、娘にとって西遊記の天竺のような感じなのかな。
治療に関しては。

天竺に着いても、精進して、良い心がけで生活する必要はある訳なのだ。
悪化させないための生き方、生活の仕方。
精進するのに越したことはない。
食事も、運動もひっくるめて。

そして、私自身は、娘が今後うまく生活できるよう、彼女の生活場所や行く先々の開墾をやっておかなきゃなと思う。
そう、私がやることは開墾なのだ。
親はどうしたって先に死ぬのだから。
私が命を手放す時、どれだけ切り開いてやったか。それは大事だと思う。
これは、薬害で子どもの人生を狂わせてしまった親だけでなく、いろいろな親が感じていることだろうね。
特に、病気などでケアが必要なお子さんをお持ちの親御さんは。

私はね、いくらでも開墾のためなら動くんだよ。
娘のためだけでなく、背負ったものは大きいのさ。
すべての親は背負っているんだよ。
ちゃんとね。