無事昨日の東京大学でのセミナーを終了しました。試験期間中にも関わらず、多くの学生の方々に参加していただき、教室はほぼ満員でした。今回は1時間45分でしたので、かなり多くの範囲の情報をカバーしたので消化不良起こしているかどうか不安だったのですが、講義中、講義後に受けた質問は的確な物が多く、さすが皆様吸収力が早いと感じました。
さて、本題に入る前に、一言。松本代表のブログ (http://ameblo.jp/redgateblog/)がアップされましたが、そこの内容で事実の訂正を(笑)。サプリメントオタクだったのは、昔の話。5年位前は、一日20個位飲んでいた時期もありましたが、今はそうでもなく、病院も松本氏の方がよく行くのでは。ここは英語で言うと、「Look whos talking!」ですな(笑)。
話は戻しますが、二つだけ参加した皆様から受けた質問についてコメントしたいと思います。
まず、「大学院から学部を変えるのは基本的にどれでもできるのか?」ですが、文系大学院には、基本文系からでも理系からでも行けます。理系大学院に関しては、学校によっては一定の要件を求める所があります。講義では医学部の9教科(Pre-med)の例を出しましたが、もし、「高分子化学」の大学院に行きたい場合、「物質化学」だったり、「生物化学」だったりするとそのまま行きやすいですが、「文学部」だと実際に大学院に入学する前に、一定のクラスを履修することが条件になる場合もあります。これは、1.出願の時点で履修してなければ行けない場合 2. 合格した後に短大を含む他大学で必要授業を履修してもらう場合 3. 合格した大学院で最初の半年位、学部課程の教科を履修してもらう場合 とあります。それゆえ、文系→理系 という形での大学院進学を考える場合は、事前に何を準備しておくべきか調べておく必要があります。
もう一つは、「そうは言いつつも、結局、英語力がなければ無理なのでは?」もちろん、ある程度の英語力をつけておく必要はあります。そこは事前準備でもできますが、授業に関して言うと、授業についていく「必要ボキャブラリー」は、大学院の方が狭い範囲ですので覚えやすいです。大学1、2年の必修課程ですと、英語、文学、歴史、政治、理科、数学等、多岐に渡る範囲での語彙を増やす必要があります。しかし、3、4年になると専攻科目だけで、大学院になるとより専門性の高い専攻科目の語彙を求められますので、そこで求められる「ボキャブラリー数」は、範囲が限られています。例えば、政治学大学院の日本人学生は、「二院制」という英語は「bicameral system」と知っていますが、「おまる」という単語を知らない人が多いです(答えは、「potty(or potty-chair)」)。通常使わないですからね。
リスニング力に関しても、東大では、昔から入試にリスニング試験を課してますし、東京都内にいれば、海外の人との交流会イベントはたくさんあり、そこでリスニングの練習もできます。また、大学院の研究でも専門範囲のボキャブラリーが中心になりますので、慣れるのにそれほど時間はかからないと思います。
それでは、また来月皆様にお会いできるのを楽しみにしています

東大
Red Gate
http://red-gate.jp/