今年30歳で結婚する女性

昔の仲間達に素直に祝福してもらいたい

 

だげど、ひとつだけ気掛かりがある

おそらく自分を好きであろう相手との関係

うやむやのまま祝福してもらいたくない

 

ならば相手に告白させるように仕向け

振って

お互いすっきりした状態で結婚したい。

 

その為に昔の仲間と共謀し、告白するよう仕向けていくという物語


感想としては

人生の分岐点で自分の人生や考え方をまとめ

行動をちゃんと落とし込んでいくってのが大事なんだなってことでした。


 

 

 

ざっくり感想

・人生の分岐点

・本音には本音で

・フラットな人間関係

 

 

 

人生の分岐点

 

 

大学・就職・結婚は人生における分岐点

学歴や学部、専門的な資格を取る学校などがあり

その後の人生におおきく関わってきます

 

就職も社会になにを提供していくのか

給料や休日はどれぐらいなのか?

それによって生活スタイルも強制的に変化しますし

結婚の有無もあるでしょう

ちゃんと考え行動しないと後でああしておけばよかったと思いますからね

 

 

本書でもあるが

友人が取引先の相手になったり

お金を気にせず行動できるかできないか

連休がどれだけ取れるのか?とか

 

 

社会にでて立場が変われば

行動、言動が変わります

同じ大学の学生気分ではいられません

 

ここら辺を理解して先を見据えて行動する人と

大きな流れに乗っていくことに疑問を持たずに平気な人と

なんだか納得いかずに不満のある人

 

 

進学、就職、結婚など

大きな流れに何も考えなくても何とかなりますが

私はなんか納得いかずに

漠然とした不満があったのですよ

そこで本を読むようになり

最近やっと理解、納得できるようになり落ち着いてきました

 

 

意外とみんな考えてるみたいですが

学校では点で勉強だけ教えるのではなく

線で人生の流れを教えて欲しかったね

何にも考えず生きてきましたよ私なんか滝汗

 

 

 

本音には本音で

 

 

信用できる仲間、友達なんてのは対等の関係

笑いには笑い、真面目には真面目

本音には本音で返しお互いを尊重できる間柄

 

 

これが学校でも就職先でも

小手先の嘘で胡麻化そうとしたり

相手を自分の都合のいいように動かそうとしたりする人がいます

 

ばれなければいいとか

自分の本音は見せたくないとか

気持ちは分からなくもないですが

相手のメリットも考えなければ信頼関係は築けませんよね

 

 

職場ならwinwinの関係で信頼関係を作り

友人ならフラットな関係で信頼関係を作る

 

 

正直、本書の主人公は

小手先の作戦を考え友人に協力してもらい

相手を都合のいいように動かそうとしています。

 

共感できなかったです真顔

 

半分くらいまでは

もやもやというかイライラというか

なんか自分勝手な奴だなという感想でした。

 

 

確かに結婚という分岐点に立ち

今までを振り返り

自分の考え方を確認したり

今後どのようにしたいかとか

考えなければいけないなと教えてもらった部分はよかったですけどね

 

 

 

フラットな人間関係

 

 

時間の割合として

仕事、家族、一人、友達の順番です私は

 

仕事は生活のために必要な行動ですし

家族は人生を共にする共同体です

一人の時は勉強や読書など考えごとする時間です

これで95%くらい

 

 

しかし

友人だけはなんの損得勘定や忖度なし

完全フラットな間柄

普段の生活の報告や相談など

たまに集まり

好き勝手話せるお気楽な関係

 

 

 

仕事してる時は同僚がいて

同じ目標に向かっているからいいのですが

確実に損得や忖度の感情があります

これでは本当の友人ではなく職場仲間

仕事というつなぎ粉がなければすぐにばらばらになります

 

 

では、友人とは何で繋がっているのか?

仕事、お金でもなく

病気の時に面倒みる訳でもない

生産性も何もない訳です

 

 

つなぎ粉がないのに楽しく繋がる

ということは

同じ部類の人間ということではないでしょうか?

 

同じ目線で考え、同じ方向を向いている

それぞれ違う場所で暮らしているが

たまに会って確認しあい共感できる

同じ感覚だからこそ

フラットな関係でいることができる

それこそが友人ではないのでしょうか?

 

 

 

この考えに至り

仕事、お金、ご近所付き合いなど関係なく

2-3か月に一回くらい

「時間とお金を気にせず楽しく飲みに行ける人

 


2人しかいませんが(少なっ)

普段の人間関係から外れることで

友人を見て自分を俯瞰から見ることができていたのかなと。

結構大事な気がします。

 

 

読書とは

こんなことを考える切っ掛けになったりもします

住野よる著「告白劇」

おすすめです!!